横浜市訪問型母乳相談事業 | 助産師 松好 和恵さんからのアドバイス

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助産師 松好 和恵さんからのアドバイス

2018.11.21

横浜市訪問型母乳相談事業



今日は午後から訪問ケアに行きました。

私、訪問が大好きです!

お家に行くことで、

家族全体が見えるからです。



横浜市の訪問事業には、
・こんにちは赤ちゃん訪問
・母子訪問(助産師、保健師が訪問)
これら無料の育児相談の他に、

『訪問型母乳相談事業』

という有料のサービスもあります。
料金は4000円です。

利用基準は、出産後4か月未満で、
3回まで利用できます。
育児不安や、母乳育児の悩み、
おっぱいの吸わせ方や、
赤ちゃんの体重の増加の状態など、
何かしら不安に思っていたら、利用可能です。
 
最大の特徴は、おっぱいケアの
サービスも受けられるので、
しこりが気になるとか、乳首が痛い、
ちゃんとおっぱいが出ているのか心配、
というようなことでも、利用できます。
 
ただ、乳腺炎のような、発熱を伴い、
当日ケアしてもらいたいという場合は
利用できません。
 
窓口が横浜市助産師会となり、
そこから訪問できる助産師を決め、
調整するため、
申込みをしてから訪問まで、
1週間前後かかる場合があるからです。
 
また、書類を何枚か書いていただき、
横浜市こども青少年局へ
郵送してもらうようになります。
 
ちょっと手順が煩雑となりますが、
産後4か月くらいは、
赤ちゃん連れで外出するのが、
なかなか難しい時期。
 
ましてや、連日の寒さもあります。
 
2人目、3人目でも利用できます 
 
上の子の赤ちゃん返りや、イヤイヤ期、
産後の体調不良によるメンタルの落ち込みなど、
誰に相談すればいいのかと悩んだら、
地域の開業助産師に、ぜひご相談ください。

助産師は、おっぱいだけでなく、
家族全体をみます。

夫婦関係、親子関係、
何でも聴きます。

心のわだかまり、
辛い気持ちがちょっと緩むと、
また前向きに進めたりします。

誰かに話すことで、
産後うつや、産後クライシス、
虐待予防にもなります。

私たち助産師は、
家族の中心であるママが、
心も体も健康でいられるよう支援します。

もっと身近な存在として、
助産師を頼ってもらえると嬉しいです。
 

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