おっぱいは、全てを語る | 助産師 松好 和恵さんからのアドバイス

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助産師 松好 和恵さんからのアドバイス

2019.03.18

おっぱいは、全てを語る

おっぱいは、全てを語る 
 
私、本当に こう思うのです。
 
 
ケアに来るママさんは、
 
『おっぱいにしこりができて、
痛いんです』
 
『乳首がチクチクして、
吸われるたびに痛いんです』
 
『もう、こんなにしんどいなら、
おっぱい止めようと思います』
 
出産後に、
こんなにおっぱいで辛い思いするなんて、
知らなかったとおっしゃいます。

 
本当は、母乳育児って、楽しいんです。
 
いつでも、どこでもあげられるので、
とても楽なんです。
 
 
でも、現実は。。
 
結構しんどい。。

 
こう捉えているママさんが多いです。
 
 
本当におっぱいが辛いのでしょうか?
 
おっぱいは、ママの心や体の声を
代弁してくれていると私は考えています。
 
おっぱいケアの師匠に、
 
『 乳房の声を聴く 』
 
こう学びました。
 
 
おっぱいがしゃべるわけではありません。
 
詰まりやしこりの奥に隠された
『心や体の辛さ』を
探っていくのです。

 
ママさんと話していく中で、
ポロっと本音が出てきます。
 
『旦那が全然手伝ってくれなくて、
育児が大変だってこと
理解してくれないんです。』
 
『ずっと抱っこで、
体がしんどいんです。』
 
『夜泣きがひどくて、
もう疲れてしまって』
 
おっぱい以外の原因が見えてきます。
 
 
どうしたら、自分で満たせるか。
どうしたら、自分に素直になれるか。
どうしたら、気分よく過ごせるか。
 
一緒に考えていきます。

 
これならできそう! 
 
ベビーステップを提案します。
 
 
ケアが終わると、
『おっぱいの痛みも、
心も楽になりました』
 
笑顔で帰る姿をみると、
私も本当にうれしいです。

 
自分で満たせるようになったママは、
詰まりもなくなり、
サロンへ来ることもなくなります。
 
依存ではなく、自立。
 
自分の力で
ママが幸せに過ごせるようになるのが、
私の願いです。
 
 
おっぱいは、全てを語る
 
 
もし、おっぱいが詰まり始めたら、
自分の心と体と、
向き合ってみてくださいね。


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