2018.11.29
お肉は良質なものを少量、楽しんでいただく
脳科学的栄養学 No.14
お肉は良質なものを少量、楽しんでいただく
「食べる」という行為は昔から、大地のエネルギーをいただくことといわれますが、脳を満たす行為でもあります。
なるべく新鮮な旬のものを食べるのが体にも脳にも良いのです。
一般的には、直接大地のエネルギーとつながっている野菜をとるほうが肉類よりもエネルギー効率は高いといわれます。
しかし、肉は脳が欲しがる楽しみの食なのです。
良質なお肉には、
セロトニンの原料となるトリプトファンやドーパミンや
アドレナリンの原料となるフェニルアラニンなどの必須アミノ酸が豊富に含まれるからです。
これらは脳の精神活動やこころをつくる大切な神経伝達物質として働きます。
しかも、からだのなかではつくれない必須アミノ酸が原料なので、それは食材からとるしかないのです。
食が思考と行動に与える影響について、最もスリリングな発見は神経伝達物資の脳での働きに関する新たな知見からもたらされているのです。
せっかく楽しみとして食べるのですから、できるだけ良質なお肉を少量、感謝と喜びをもって楽しみながら頂くことです。
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