肌のシミ、たるみで老け見え 原因は「糖化」かも ① | 薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

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薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

2018.12.13

肌のシミ、たるみで老け見え 原因は「糖化」かも ①


科学的栄養学 No.18

肌のシミ、たるみで老け見え 原因は「糖化」かも ①


みなさまの周りに、実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいませんか?

実は、老化の原因のひとつに糖化という生体反応があります。

その糖化の進行度合いが、いわゆる「見た目年齢」を左右する可能性があると最近の研究で分かってきました。


糖化とは糖とたんぱく質が結びついて熱が加わったときに起きる現象です。

人間の体内に限らず、食品の調理でも起きる化学反応です。

たとえばパンケーキ。

小麦粉や砂糖(糖)と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜてフライパンで焼くと、表面がこんがりキツネ色に、なんとも食欲をそそる色ですね。

これが糖化の一例です。

食事で糖質を過剰摂取すると、からだのなかでは糖質が血中で余り、組織や細胞を構成するたんぱく質にベタベタとくっついていきます。

これが体温で温められ、糖化が起こるのです。

ですから、高血糖状態が長く続くほど糖化は進みます。

やがて体内のたんぱく質は糖まみれの状態になって劣化していき、やがてAGE(エージーイー、終末糖化産物)という悪玉物質に変わってしまうのです。


AGEは茶褐色の物質。

体内の様々な組織にAGEが長い間蓄積すると、細胞の老化を早め、生体の機能を低下につながり、それがさまざまな病気の引き金になっていきます。


たとえば肌のコラーゲンが糖化しAGEが増えると、茶色いシミやシワ、たるみの原因になっていきます。

血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化すると骨粗しょう症に、目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると白内障になるリスクが高まります。


しかも、AGEは体内で作られるだけではないのです。

AGEをたくさん含む食べ物を取ると、一部が体内に蓄積されていきます。

代表例はパンケーキのような焼き菓子や肉の加工品など、糖分とたんぱく質を高温加熱した食品などです。


糖化とAGEの蓄積を抑えるにはどうしたらよいのでしょうか?
(つづく)
 

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