発達障害に薬はいらない。 | 保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

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保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

2022.03.03

発達障害に薬はいらない。


 

福岡市にある油山病院(精神科、内科)のホームページに書いてありました。

【統合失調症の患者さんにおける食の傾向】

統合失調症の患者さんは健常な方に比べ肥満などの生活習慣病を合併する割合が多く、きちんと治療されていないことが多いと報告されています。

一度に食べる量が多くなったり、長い時間をかけて食べたりすることでエネルギーの過剰摂取に繋がる場合があります。

夜眠れなかったり、途中で目が覚めたりすると夜食を摂ってしまうことも生活習慣病に繋がります。

また、抗精神病薬の中には食欲増進作用を副作用にもつものもあるため、注意が必要です。

さらに統合失調症の患者さんではファーストフードを摂取する割合が髙いとの報告もされており、自炊が難しい方がそれらを利用されていたり、間食として利用したりする場合も多いようです。

適度に利用すれば悪いものではないため、適切な量や頻度を理解しなければなりません。

そのほか、健常な方に比べ炭水化物や脂質の多い加工食品(インスタント食品や菓子)の摂取や

食物繊維や果物の摂取が少ないことが様々な調査や研究で明らかになっており、栄養のバランスが崩れやすい傾向があるようです。

抗精神病薬の副作用による口渇によってソフトドリンクの摂取が多くなる方もいます。

過度な制限はストレスを与えてしまうことがあるので、食べ過ぎている場合には回数や量を減らすことから始めるようにすると良いでしょう。

例えばジュースを1日ペットボトル3本飲んでいる場合は、まずは2本に減らしてみましょう。

食べ方の特徴としては早食いや詰め込みなどかき込むように食べる方も少なくなく、誤嚥・窒息の事故につながる恐れもあります。

そのような時はご家族や周りの方は声かけをしていただき、また食材の大きさを調整するなどの工夫もお願いしたいと思います。

それから、口腔内の状況(歯の有無など)にも目を向けることが大切です。

精神疾患の患者さんは口腔ケアが不十分な場合も多く、虫歯が多く若くても自歯が少ない人がいます。

口の中の環境が悪いと食べられるものに制限がでてしまうこともあるので、歯磨きの大切さを伝えることや歯科受診への促しも必要であると感じます。
  
<福岡市油山病院(精神科、内科)ホームページ>

私も不登校や発達障害の方々と食育合宿していましたが、たった1ヶ月で言うことすること考えることが肯定的に変化することをこの目でみて、食の大切さを痛感しています。

写真は、発達障害と食事の関係を書かれた本です。

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