アスペルガーとカサンドラ症候群 | 保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

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保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

2018.11.11

アスペルガーとカサンドラ症候群


カサンドラ症候群って知ってますか?

現代、この問題を深く理解できると関係回復できる可能性が高くなります!

以下専門サイトからシェアいたします!

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カサンドラ症候群とは、
アスペルガーの夫または妻(あるいは、子ども)
と情緒的な相互関係が築けないために
配偶者やパートナーに生じる、
身体的・精神的症状を表す言葉である。

アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、
コミュニケーションがうまくいかず、
わかってもらえないことから自信を失ってしまう。

また、世間的には問題なく見える
アスペルガーの伴侶への不満を口にしても、
人々から信じてもらえない。

その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じるという仮説である。

また、カサンドラ症候群の場合、
夫婦間においてどちらか一方が悪く、
どちらが正しいか、
という問題ではないことに留意すべき必要がある。

症状としては
偏頭痛、
体重の増加または減少、
自己評価の低下、
パニック障害、
抑うつ、
無気力などがある。

近年、カサンドラ症候群を訴える者のブログも見られ、
アスペルガー症候群の伴侶を持つ者の二次障害として問題となっている。

パートナーが(診断の有無にかかわらず)
アスペルガー症候群の兆候を示すカップルは、
日常生活においてさまざまな問題にぶつかる。

そんな人々を支援するための書籍や
カウンセリングがますます必要とされ、
夫婦間のケアの重要性が指摘されている。

夫との情緒的交流がうまくいかない妻は、
何が何だか理由はわからないけれど苦しい、
周囲は苦しんでいることを理解してくれない
という二重の苦しみの状態にある。

本人が問題の本質がわからないこと、
周囲が問題の存在さえ理解してくれないこと、
この二つが、苦しみの原因だと言える。

カサンドラ症候群について理解を深めることは、
決してASの人を否定したり差別を助長したりするためではない。
AS-非AS夫婦間に生じる問題の原因に向き合い、
適切な支援を受け、パートナーのお互いが
より良い生き方を模索するために必要なことである。

カサンドラ症候群は妻だけでなく、
家族、友人、会社の同僚にも起こるとされている。

カサンドラ症候群を知ることは、
定型-非定型間のコミュニケーションのあり方を認識することであり、
つまりは、ASの社会的認知度を高める手助けにもなると考えられる。

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