真理なき一致 | 保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

クリスマスに寄せて。

昔、私が働いた児童施設で、
子どもに対してやってはいけない事を、
やってはいけない方法で教える先生方がいた。

職員たちは争いを怖れて、
最も小さき者の為に動こうとしなかった。

真理なき一致の中で、ただ自分達だけの居ごごちを守っているだけ。

何もしない罪を、
時を待ち耐え忍ぶ時と美化し
言い逃れを続ける。

私も、何も出来なくて、真理なき一致を
大人の品格と勘違いして
何もしない罪を犯し続けていた。

しかし
そこにいたら、自分まで、
やってはいけない事を
やってはいけない方法で教える事が
平気になるのが怖くて、
その施設を去った。

そして、今。
「何もしない罪」の沼から這い上がり
理想を求めて自分で保育園を創った。

子ども達が、安心して過ごせる保育園。
愛し合う事を最優先としながらも
正義と真理を追求し続けるために。

愛と正義は、離す事が出来ない。
2000年前に、
神様が愛と正義の矛盾に出した応え
それが、メリークリスマスなのです。