不登校は、学力不足も原因の一つ | 保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

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保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

2019.03.20

不登校は、学力不足も原因の一つ

我が娘は、不登校児となり、のち6年間、
不登校児たちと合宿して生活習慣を整えて、元気になり、
学校へ通えるようになっていきました。

不登校になる原因は様々でした。

その中で、かなり多かったのが、
実は学校の勉強がわからなくて、
授業中が辛かったという理由でした。

東京23区の小学校六年生の3月を調べると、
25パーセントが、かけ算九九が出来ないそうです。

かけ算九九が出来ないまま中学に行き数学を学びます。

今日本で1000人に7人と言われている不登校児数には、
保健室登校は含まれていません。

文部科学省のホームページに書かれている
中1ギャップとは、
小6から中1の間の不登校児となる比率が
他の学年の10倍ほど多い現状の事を指しています。

小学校の間の読み書き計算の練習は、
中学に入って大変大切な力の元になります。

子どもたちが、家庭学習をする環境が、
家庭に整っている事、また家族で読書の習慣や
読み聞かせの時間が持てたり、
安価で良いので計算ドリルを買って来て
褒めたり励ましたりして採点をしてあげたりすると
子どもたちは、勉強が大好きになり、
不登校予防になります。

また、「学校の勉強がわからなくなって来た」
と言える時間は、一緒にお風呂に入って
お話しすることなどがおすすめです。

今は、ホームスクーリングやフリースクールでも
通級として認められるようになって来たので、
エジソンのように学校に行かない選択をするのは
良いと思いますが。

本当は学校に行きたいけれど、
勉強がわからないから行けない、という児童には、
なんとか学校の勉強がわかるようになる環境を
整えてあげたいですね!

読み書きできなければ、
外国で暮らしているような心細い毎日です。

語彙が無ければ心を誰かに伝えることが出来ません。

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