尾花高夫から、ご両親や指導者に伝えたい事 | 尾花髙夫が伝えたいこと。~指導者の皆さんへ~

子育ての目標は子が自立・自律できるようになる事。

尾花髙夫が伝えたいこと。~指導者の皆さんへ~

2023.11.17

尾花高夫から、ご両親や指導者に伝えたい事

ご両親や指導者の皆さんにお願いです。
子供には無限の可能性や能力があります。

その可能性や能力を引き出すような関わりをしてあげて下さい。
 

皆さんこんにちは。尾花髙夫と申します。

私はプロ野球の世界で、現役を14年、指導者として25年選手とか関わってきました。プロ野球は、活躍できる選手と活躍できない選手に分かれます。
特に指導者になってからは、活躍できる選手と活躍できない選手の差は何だろう?何が差になるのだろう?ということをよく考えるようになりました。

我々の世界は皆さんもご存じのように、ドラフト制度で成り立っています。
しかし、ドラフト上位の選手が必ずしも活躍するとは限らない事やドラフト下位の選手でも多くの選手が活躍をしています。

何が差になるのか?私なりに考えて出した結論は「考え方の質」と「行動の質」・・これが活躍できる選手と出来ない選手の差になるんだ・・ということでした。
そこで私は、野球選手を方程式にしたらこうなるのではないかと思い作って見ました。

それがこれです。「素質×考え方×行動=仕事の質」

野球選手の素質とは4つあります。①肩が強い ②遠くに飛ばせる ③球が速い ④足が速い です。
素質は変えることは出来ません。しかし、「考え方」と「行動」は自分の意思で変えることが出来ます。今すぐにでも変えることが出来ます。

素質が一流、考え方も一流、行動も一流ならば、仕事の質は超一流になるはずです。
しかし、素質が一流でも、考え方と行動が二流であれば、仕事の質は二流で終わってしまいます。
逆に、素質は二流でも、考え方と行動が一流であれば仕事の質は超一流にはならないかも知れないけれども、一流にはなれると思っています。

つまり、何が大切かということです。野球選手にとって「素質」は大切な要素の一つではあります。
しかし、もっともっと大切な事は考え方と行動が目標達成に直結しているのかどうか?これが仕事の質の差になるということです。
活躍できる選手と出来ない選手の差になるということです。

考え方の質を高めるために大切な事は
①求めるものを明確にする(目的を明確にする)
②目的を成し遂げる為の目標を設定する。
③目標を達成するための計画を立てる。

この3つです。

行動の質を高めるために大切な事は
①目標達成に直結した行動を取る
②プライオリティーマネジメント
(優先順位をつけ、重要度の高い行動から行う)
③自発的な行動を取る

この3つです。

これは、野球だけではないと思っています。他のスポーツでも勉強でも、どう考え、どのように行動するかがとても大切だと思います。
「自分は何を求めているのか?」「将来どうなりたいのか?」これを明確にし、それに向かって目標を設定し、計画を立てて行動することです。

「自分には素質がない」「自分は身長が低い」「周りからムリだと言われた」・・など出来ない理由を探すのではなく、どうすれば出来るかを考えて行動することが成長・成功に繋がります。
ご両親や指導者の皆さんにお願いです。子供には無限の可能性や能力があります。その可能性や能力を引き出すような関わりをしてあげて下さい。
 

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