子どものいじめ・不登校を防ぐ多様性教育

LGBTQの例？

 

 

 

その他にもさまざまなケースがあります。Sexual Orientation（性的指向） Gender Identity（性自認）である、「SOGI」は人それぞれなのだということを理解することが大切です。

 

ママが「ちゃんと生んであげれなかった」と悩む 子どもの性自認が異なることで、悩んでいる姿を目の当たりにし、誰にも相談できずに自分の責任だと思ってしまう。

 

子どもが無知がゆえに傷つけてしまう 子どもが多様性教育に欠けていると、無意識に「男女！」などとからかって相手を深く傷つけてしまう。

 

子どものトランスジェンダーを受け入れられなくて悩んでしまう 子どもがトランスジェンダーであることを親として受け入れられずに、家族が周囲との関係性を断ったり、孤立してしまう。

LGBTQ当事者の家族も本人とは違う悩みをかかえてしまうことも。偏見をもたずに、当事者本人そして家族に寄り添ってくれる人の存在が、彼らを救うことがあります。

わが子やお友達がLGBTQだったら？

わが子やお友達がLGBTQだったら、どのようにすれば相手を傷つけずに、個性を尊重する関わりができるのでしょうか？

・性別ではなく「人」として接する
LGBTQ当事者の方々は、特別扱いすることなく、自分のことを人として接してほしいと願っていることが多くあります。
一人の人として、接していくことが重要です。

・トイレ・更衣室・健康診断などの性別により分けられている場面で配慮する
LGBTQ当時者が困ることのひとつとして、性別によって分けられている場所や場面が挙げられます。現在、だれでもトイレなどの設備が普及していますが、そういうものがない場合、本人の希望に寄り添う配慮が重要です。

・いじめ・不登校を防ぐには、親も子も多様性について学ぶ
LGBTQ当事者の子のいじめ・不登校を防ぐには、自分事として多様性を学ぶことが重要です。現在はわかりやすい絵本、Youtube動画などのコンテンツが豊富にあります。LGBTQに関わらず、外国籍のこと、障がいのこと、病気のこと、宗教のことなどそれぞれの事情を知っていくことが大切です。

LGBTQや多様性のことをもっと学びたい！そんなときは？

こどもも大人も多様性について学ぶことが重要です。取り組みやすい動画や絵本などをきっかけに子どもたちと多様性を学んでいきましょう。

■トランスジェンダー講演家　清水展人Youtubeチャンネル
■夫として、父として 家族への道と絵本に込めた願い（Youtube　サンテレビチャンネル）

■清水展人（著）　今とこれからがわかる はじめてのLGBT入門