努力より大切なこと！ | 白井一幸さんのコラム

何かを成し遂げる為に努力すること、
頑張ることはとても大切です。
しかし、
努力すること、
頑張ること以上に大切なのは、
努力の方向性、
頑張り方です。

頑張っても頑張っても結果が出ない。
いくら努力しても結果が出ない。
だから頑張ることを止める。
努力しても無駄。
そうではありませんね。
努力することや頑張ることは、
とても尊いことであり必要不可欠です。
しかし、
頑張り方、
努力の方向性がずれてしまうと、
結果は出ません。
頑張っても、努力しても結果が出ないときは、
頑張り方や努力の方向性を見直すことが必要です。
勉強でもスポーツでも、
勉強の仕方、練習の仕方が重要です。
例えば、
野球選手が間違えたフォームで、
いくら練習しても上達は望めません。
それどころか悪い癖がついたり、
怪我に繋がる可能性の方が大きいです。
やればやるほどマイナスになります。
また、成長期のオーバートレーニングは、
百害あって一利無しです。

指導者は、
原理原則に基づいた
正しい身体の使い方や鍛え方を
学ぶことが大切です。
なぜなら、
私達の指導が子供達の未来、
将来に大きな影響を及ぼしますから、
責任を持って学ぶことが求められます。
そして学ぶだけでなく、
学び続けることが大切です。
理論は常に進化していますので、
学びに終わりはありません。

頑張っても頑張っても、
努力しても努力しても結果が出ない。
それは、
私達指導者の責任です。
常に方向性を検証し、
学び続ける存在であることが、
指導者の役割です。

在り方は大切ですが、
やり方も大切です。