メンタル! | 白井一幸さんのコラム

野球少年がやる気に満ち溢れ、 自ら行動を起こし、 目指すべきゴールに到達できるようにサポートする

白井一幸さんのコラム

2020.09.12

メンタル!

何をするにもメンタルは重要ですね。
特に緊張する場面では、
メンタルが大きく左右します。

みなさんは緊張は好きですか?
私は大好きです(笑)。

緊張している時に、
大丈夫!大丈夫!
リラックスして行こう!
と言われてリラックスできるでしょうか?

私は、
緊張感はなくてはならないものと捉えています。
なぜなら、
遊びだから失敗して大丈夫。
失敗しても誰にも迷惑はかからない。
こんな時には緊張しませんね。
一方で優勝を決める大切な試合。
失敗は許されない。
失敗するとみんなに迷惑がかかる。
大切な試合になればなるほど緊張は高まります。
だから私は、
緊張感は成功意欲と責任感の
裏返しだと捉えています。
緊張している自分に、
「何と成功意欲と責任感に満ち溢れた
素晴らしい状態なんだ!」
と自分に言い聞かせています(笑)。

選手にも、
「大いに緊張して、その緊張感を力にしよう!」
と伝えています。
なぜなら緊張感よ
「あっちに行け」
と言ってもあっちには行かないどころか、
もっと大きくなって襲ってきます。
だから緊張は、
成功意欲と責任感が旺盛な
素晴らしい状態とプラスと受け入れるだけです。

しかし、
緊張して失敗することを
みなさんも経験しています。
だから緊張が嫌いになっています。
そして緊張して失敗した選手は、
このようなコメントをします。
「緊張して力みが出て
普段通りの動きができなかった」
「緊張して頭が真っ白になって、
パニックになった」

緊張感と言う心の問題ではなく、
緊張感からくる身体の力みと、
思考の停止が問題なのです。
心のコントロールは難しいですが、
身体と思考のコントロールは簡単です。
「右手を上げてください」
「ゆっくり深呼吸をしてください」
すぐにできます。
「狙い球は何?」
「集中すべきところはどこ?」
と問いかければ、
一気に考え始めて思考停止状態から抜け出せます。

緊張感と言う心をコントロールするのではなく、
緊張感からくる身体や思考を
コントロールするのです。
緊張すると呼吸が早くなるので、
意識してゆっくり深呼吸すること。
身体中に思いっきり力を入れた後に脱力するとか、
イチロー選手のようにルーティンを取り入れるなど
意識して身体をコントロールする。
緊張してパニックになっている選手には、
集中すべきことや
やるべきことを問いかければ、
冷静になれます。

何より大切なことは、
緊張感に対する捉え方、
コントロールの仕方です。

緊張感はアドレナリン、
火事場の馬鹿力を生み出します。
そして責任感と成功意欲に満ち溢れた
素晴らしい状態です。

だから私は緊張感を大切にしています。
子供達や選手達にも、
緊張感は素晴らしいことだと伝えています!


 

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