2023.04.27
【産後ケア】申請方法は?費用は?横浜市の訪問型母子ケアを利用してみた! [まなみ]
こんにちは!
「ぐるっとママ横浜アンバサダー」の3歳ハンバーガー好き男の子・0歳女の子ママまなみです。
先日、「横浜市産後母子ケア事業(訪問型母子ケア)」を実際に利用してみたので、利用までの流れや利用してみての感想などをレポートしたいと思います!
横浜市産後母子ケア事業とは?
横浜市では、産婦さんへの支援として
①訪問型母子ケア
②ショートステイ
③デイケア
の、三種類のサポートが用意されています。
事業の概要や詳しい内容は、横浜市のホームページや、ぐるっとママ横浜の「横浜市の産後ケア」のページをご覧ください。
今回私は、①訪問型母子ケア を利用しましたので、詳しくレポートしていきますね!
訪問型母子ケアとは?
訪問型母子ケアについて、横浜市のホームページには以下のように記載されています。
横浜市では、外出が困難な状況にある方の居宅に直接助産師が訪問し、授乳・育児をはじめとする様々なアドバイスを受けながら育児方法を学ぶことができる場として、横浜市産後母子ケア事業(訪問型母子ケア)を実施しています。
私が訪問型母子ケアを知ったのは、第一子を出産直後の2019年、助産師さんによる「母子訪問(新生児訪問)」のときでした。
(母子訪問、覚えてますか?産後まもなく、おうちに助産師さんがやってきて赤ちゃんの体重を測ってくれたりするアレです💡)
母乳育児がなかなか軌道に乗らず悩んでいた私に、助産師さんがこの「訪問型母子ケア」を教えてくれました。
さっそく利用申請をし、大変お世話になったので、第二子出産後もぜひ利用しようと思っていたのですが、第一子出産当時の2019年と、2023年現在では申請方法などが大きく変更されていましたので、解説していきます!🙆
利用までの流れ
①このサポートを利用したい!という場合には「産後に電子申請」が必要になります。
↓
②申請が受理されてから一週間程度で利用承認(もしくは非承認)通知書が送られてきます。
↓
③承認された場合は「利用調整窓口(横浜市助産師会事務局)」に電話し、日程や訪問事業者(助産師さん)の調整をしてもらいます。
↓
④訪問する助産師さんから電話連絡があり、当日の準備などを確認し、ケアを受けることができます。
申請から利用まではざっくりと、こんな流れです。
お読みになってなんとなく感じたかもしれませんが、申請から利用までまあまあ時間がかかるのです。
でも、育児に不安になるタイミングって
退院から2週間健診ないしは1ヶ月健診までの間だったりしませんか?!
退院後、不安なことや相談したいことが出てきてから申請していたのでは、ケアを受けられるまでに時間があいてしまい、助産師さんが来てくださる頃には悩みが解決しちゃってたなんてことになりかねません!!
(いや、解決するのは良いことなのですが😂)
また、乳腺炎などのおっぱいトラブルが起こってしまったら、痛みもありますし一刻も早くケアを受けたいですよね🥺
そこで、私のおすすめは
入院中に申請をすませておく
ことです🙆
私は出産当日、病室からスマホでこの電子申請を済ませました!
私の場合は退院後3日ほどで自宅に利用承認通知書が送られてきましたよ☺
私は完全母乳にするには少し分泌が少なかったこともあり、退院時に「授乳後○mlミルクを足していきましょう」と指導を受けたのですが、次に産院に受診できるのは一ヶ月健診でした。
そのため、利用承認通知書を受け取った後、利用調整窓口に電話をし利用のための日程調整をお願いし、産後約二週間で訪問ケアに来ていただくことができました!
既にかかりつけの助産院や助産師さんがいるなど、希望する事業者がある場合はこの電話で相談してみてくださいね💡
※ちなみに…
〝利用承認(もしくは非承認)通知書が送られてきます”というように、申請が承認されず非承認となる可能性もゼロではないようです。
希望する産婦さん全員が支援を受けられない状況はどうなんだろうかとは思いますが、万が一非承認となってしまった場合でも全額自費でケアを受けることはできますので、希望する訪問事業者(助産師さんや助産院)に直接連絡してみてくださいね。
(私が利用した訪問事業者さんの場合は制度を利用すると自己負担額4000円、全額自費だと7000円でした。)
訪問型母子ケア 当日の流れ
ここからは、ケア当日どんなことをしていただけるのかについてレポートしていきます。
ケアの内容については、産婦さんのお悩みや訪問する企業者によって異なると思いますので、あくまで私が実際にケアしていただいた一例としてお読みくださいね。
ケアの前に用意したもの
(事前に訪問助産師さんから電話で案内がありました)
■母子手帳
■「訪問助産師用」と書かれた利用承諾通知書1枚
■フェイスタオル3枚
■利用料の自己負担額4000円
■母乳マッサージの際横になれるスペース
まず、訪問担当の助産師さんが直接自宅まで来てくださいます。
ママと赤ちゃんはご自宅でパジャマのままでもスッピンでも全然OK!
私は母乳育児についての悩み相談だったため、
①赤ちゃんの体重測定
②実際に授乳しているところを見ていただく
③母乳量の計測
④母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)
⑤その他お悩み相談
をメインにやっていただきました。
訪問母子ケアの所要時間は90分とたっぷりあるので、赤ちゃんのご機嫌や授乳のタイミングの様子を見ながら、その時々で臨機応変にできることからやってくださるイメージです。
①赤ちゃんの体重測定
※画像は我が家のやっす~~~いベビースケールです(笑)
実際はタニタの正確に測定できる体重計を持ってきてくださっていました😂
赤ちゃんの母乳やミルクの量が適正なのか?を知るのに、体重測定はとても重要です。
特に、飲んだ母乳量を知りたい場合は1g単位での変化を測る必要があるため、専用のベビースケールが必要になります。
(ちなみに私は第一子の時は体重の増減に悩みすぎて、ベビースケールをレンタルし授乳のたびに体重測定をしていました😂)
ベビースケールは赤ちゃん用といっても結構重たいのですが、自宅まで運んできてくださいました。ありがたいです🥺
②実際に授乳しているところを見ていただく
授乳時の姿勢や抱き方、赤ちゃんがちゃんと乳頭を深く咥えられているかなどを見てくださいます。
また、私は授乳しているソファが授乳に不向きな姿勢になってしまう状況だったようで、こっちの椅子のほうがいいかも、などオススメの授乳場所についてもアドバイスいただけました!
③母乳量の計測
②の授乳を見ていただく際に、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重を測っていただくことで左右それぞれどれくらい飲めているかの目安を知ることができます。
母乳量は一日の中でも多く出る時間帯とそうでない時間帯などあるのであくまで目安ですが、母乳はミルクと違って飲んだ量がわからないのでこの数字を参考にミルクの量など相談することができました。
④母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)
おっぱいを直接マッサージしていただくことで、母乳の出を良くしたり、詰まっているところをケアしていただけます。
私はマッサージ前、左側の乳頭付近にチクチクするような痛みがあったのですが、少しつまり気味の箇所があったようで、マッサージしていただいた後は気にならなくなりました!
「母乳マッサージは激痛!」なんて話をきいたことがある人もいるかもしれませんが、私は全然痛くなかったです🙆
母乳の分泌があまりよくない気がしていたのですが、「しっかり出ていますよ~」と言われ見てみると、ピュ~!と、見たことない勢いで放物線を描いて母乳が飛んでいたのでびっくりしました!
⑤その他お悩み相談
赤ちゃんとの新生活。
ささいなことでも気になることが次から次と出てきませんか?
私は出まくりでした!😂
なので、母乳に関すること以外でも気になることは時間いっぱいまで質問させていただきました🥺
時間たっぷりまで相談させていただき、最後にお支払いや母子手帳の記入をしていただきました。
横浜市の訪問型母子ケアの利用は生後4ヶ月までに3回できるため、相談後、経過をまた確認してもらいたかったり、新たなお悩みが出てきた際には再度利用することができます✨
訪問母子ケアを受けるにあたってのポイント
最後に訪問母子ケアを受けるにあたってのポイントをまとめてお伝えします💡
①利用するための電子申請は入院中がオススメ!
申請から結果の郵送まで約一週間かかります。
申請は産後でないといけないため、出産後なるべく早く申請しましょう。
②母乳量の確認などを希望する場合は、授乳のタイミングに気を付けて!
訪問は90分間ですが、たとえば訪問していただく直前にガッツリ授乳してしまうと助産師さんが自宅にいてくださる間に十分な母乳が作られず、いつもの授乳の様子がわかりにくくなってしまいます。
赤ちゃん相手なのでコントロールが難しいのですが、訪問直前に泣いてしまった場合は抱っこしてみたり、どうしても授乳する場合はいつもより短めにするなど工夫してみるといいと思います。
③質問したいことと、教えてもらったことは必ずメモしておこう!
「マミーブレイン」と呼ばれることもありますが、出産直後の物忘れってすさまじくないですか?!
私は第二子出産後、母子手帳をコンビニのコピー機に忘れたり、スーパーのトイレのフックにかけたリュックを丸ごと忘れたりしました!🤣
訪問が終わった後に「あれも聞きたかったんだった~!」ということの無いよう、相談したいことは思いついた瞬間にメモしておきましょう!
教えていただいたことも同様にその場でメモを取ると忘れないのでオススメです♡
以上、実際に「訪問型母子ケア」を利用してみてのレポートでした。
こちらの記事がプレママさんや、産後ママさんの参考になれば嬉しいです😌
※情報はすべて取材時(2023年4月)のものです。
最新情報と内容が変わっている場合がありますのでご注意ください。
この記事のライター:まなみ
ハンバーガー好き3歳男の子、0歳女の子のママ。横浜大好きです。
趣味で、親子で楽しめるハンドメイドリボンのアクセサリーを作っています。
インスタグラムで作品をご紹介していますので、フォローしていただけるととっても嬉しいです♪
https://instagram.com/teddybaby.m?utm_medium=copy_link
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