子どもたちの、好き嫌いを無くす方法 | 保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

子どもたちに愛ある食卓を提供し賢さと逞しさを育みます

保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

2019.01.23

子どもたちの、好き嫌いを無くす方法

前回、子どもたちの食べ物に対する好き嫌いは、
本人の自由意思だから放任して良いのではなく、
好き嫌いは無い方が子どもたちが自由なのだ、
というお話をしました。


では、どうすれば好き嫌いが無くなるのでしょうか?


まず覚えておいていただきたい事があります。
それは、人は好きだからそれを食べるのではなく
食べるからそれが好きになるのです。


まずは、食卓に苦手なものでも迷わず置いて
お子さんの前でお父さんお母さんが美味しそうに食べること。
沢山の量を求めすぎず、よく噛んで、
ほんの一口食べることにチャレンジして、
喜びあう事を重ねれば必ず好き嫌いは無くなります。


私が夏休みなどに開催する
ニュースタートキャンプでは、毎年
好き嫌いだらけのお子さんが全国から集まりますが、
1週間で全員好き嫌いが無くなります。


その魔法のような食卓の秘訣は、笑顔と味付け。


私のところにご相談に来られるお母さん方の中で
一番多い悩みは、「野菜を食べてくれない。」です。

野菜を好きになるには、まず野菜の甘みが舌で感じ取れなければなりません。
食卓が薄味である事、野菜以外の肉魚乳製品の量を見直す事。


そして、野菜の甘みがわかるためには、
不自然な人口の甘みを止める必要があります。


お菓子です。


飴、チョコレート、ビスケット、クッキーなどを
幼い頃にあげてしまったり、
母乳をあげている時に
お母さんが人口の甘い物を食べ過ぎてていると
赤ちゃんの味覚は甘さに鈍感になります。


結果、野菜の自然な甘さがわからなくなり、
苦いだけの食べ物となり吐き出してしまうのです。


どうしてもお菓子をあげたいなら、
今ならインターネットでもノンシュガーで、
ハーブや米飴の甘さで出来たお菓子を買う事が出来ます。
授乳婦さんも安心して食べていただけるチョコレートやクッキーがあるのです。


ナチュラルな子育て、自然に帰ることは、
子どもたちの味覚だけでなく、
性格や行動さえ回復させてしまいます。


食卓が豊かに変わりますようにと祈りつつ、
これからも全国を周り、
希望の食卓という実践例に基づく講演と実践クッキングをお伝えして行きます!(^ ^)

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