2021.12.09
【不動産駆け込み寺】不動産購入時の落とし穴「嫌悪施設」
こんにちは!降り続いていた雨がやんで、ほっとしております。
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今回は、不動産を購入するにあたって非常に見落としがち、かつ、取り返しのつかない、嫌悪施設について書いております。
少しでも皆様の参考になりますと幸いです。
マイホームを購入するとなれば、実に様々なことが気になってくるものですよね。
「地盤は大丈夫か?」「建物の耐震性は?」「駅からの利便性に、周辺の治安は?」などチェックするべき事項は枚挙に暇がありません。
もちろん不動産の売買契約の前に行われる重要事項の説明においては、生活するにあたって「問題となりうる事柄」については説明するのがルールとなっています。
しかし、その説明の際非常にあやふやな境界になっているのが「嫌悪施設」です。
「嫌悪施設」とは近隣への建設を嫌がられる施設のことです。
地域によっては「忌避施設」や「迷惑施設」と呼ばれることもありますが意味は同じです。
宅建業法には様々な規則があり、それを徹底的に守り、消費者に対して健全な情報をお伝え出来るようにかなり細かい部分まで設定されているのですが。
嫌悪施設に関しては、その明確な定義が確立されていません。
それは、「嫌悪と感じるのが個人によって大きく異なる」ためです。
嫌悪施設に該当する可能性のある施設は以下の通りです。
・公害発生のおそれのある施設
・不快感を与えるおそれのある施設
・危機感を与えるおそれのある施設
・風紀を乱すおそれのある施設
・地域のイメージを低下させる恐れのある施設
具体的な施設として、風俗店、ホテル街、ごみ焼却場、火葬場、下水処理場、高圧線鉄塔、墓地、ガソリンスタンド、精神科病院、刑務所、食肉処理施設、軍事施設、原子力発電所、廃墟、暴力団事務所などが該当すると言われています。
嫌悪施設は主観的な判断やイメージによって左右されます。たとえば、宗教施設については個人によって宗教観が異なります。宗教に対する嫌悪感はないものの、盆踊りや初詣などのイベントで大勢の人が集まる事に不快感を感じる人もいるでしょう。
児童施設や学校については、子どもたちが教育を受ける場所と考える人がいる一方で、登下校による子供たちのマナーが気になる人もいるようです。
公園なども治安が悪い地域だと若者たちの溜まり場になったり、河川もカエルなどの鳴き声がする、臭気が昇ってくるなどの理由で嫌悪施設と思っている方もいる程です。
こちらの記事は、児童養護施設を青山に建設するという計画を住人が反対した物になります。
こうした背景があるほど社会問題になりつつあります。参考までにご覧ください。
南青山・児童相談所新設は、典型的な「NIMBY(私の近くではやらないで)」案件に…
こうした紛争はこちらの一件のみならず、全国各地で起こっています。
嫌悪施設の定義を確立させるのが難しいのもなんとなくわかりますよね。
確かに、必要な施設ですが、反対意見も分からなくもない。という要素が買い手や不動産会社すらも悩ませます。
隣人が猫や鳩を多頭飼いしているなど、一見してみると問題がなさそうな立地のつもりでも、住んでみると思わぬ落とし穴がある事も極まれにあります。
しかし、「説明されていなかった」というだけで訴訟等へ発展させることは難しい為、内覧や下見をする際には平日や夜間等の様子も出来るだけ見に行ったり、近隣の住人に聞き込みをするなど、想像力を活用して「危険な雰囲気を感じ取る努力」が必要となってきます。
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