2023.11.29
借りるか買うか決断のとき
ぐるっとママ世代の中には、すでにマイホームをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。 でも、中にはこのまま賃貸でいいのか、購入した方がいいのか、いったいどっちがお得なの???と迷ってらっしゃる方もいるでしょう。 実際どっちがお得か、まずは、かかる費用で比較してみましょう。 賃貸は、前家賃、敷金礼金、鍵交換費用、火災保険料、家賃、管理費・共益費、更新料です。 戸建て購入には、申込証拠金、手付金、仲介手数料、印紙税、不動産登記費用、不動産取得税、保険料、ローン関連の手数料、引っ越し費用、住宅ローン、固定資産税、修繕費などですね。 賃貸は、ローンが無いので借金をかかえるという負担はないですね!住み替えもしやすいので、転勤にも負担なく対応できますし、出産や子供の入学やライフイベントに合わせて、また万が一近隣住民と折り合いが悪い場合も引っ越しで解決できます。 また、毎月共益費や管理費を払うので、清掃や修繕などの手配や支払いは管理会社が行うので時間や手間がかからずにすみます。老後は生活に便利なスーパーや病院があり、移動に便利な駅などの近い場所に転居することもできます。 一方で、契約更新にお金がかかったり、家賃は支払い続けなければなりません。老後、負担のない家に引っ越しをしなければならない可能性も!また、借り物なので、壁に穴を開けたり、色を変えたりなどのリフォームは自由にすることはできません。 持ち家を手にすると、自由にリフォームや建て替えができます。また住宅ローンを組むことで社会的信用が得られるので、自宅を担保に融資を受けるなんてこともしやすくなります。 また、家族に資産として残すこともできますね。 その一方で、初期費用としての頭金や諸費用のまとまったお金を用意しなければなりません。 教育費用の捻出と重なる時期はかなりの家計の負担となるでしょう。また、一度購入してまうと、気軽に引っ越しはできません。かなり、念入りに将来を考えて調べてから決める必要があります。 また、建物の経年劣化にもない、定期的なメンテナンス、場合によっては多額の費用が必要な場合があります。メンテナンス用を用意しておく必要もあるでしょう。庭のお手入れも、自宅前の道路の清掃などの時間も必要になります。 もし、将来的に両親から土地や家を相続することが決まっているとしたら、また、ご夫婦ともにご実家がある、また、お子様の教育費を優先されるとか、お子さんの進学等で調整される場合や、ご近所トラブルに巻き込まれたりする事や災害に備えたり、住み替えが楽なので、古くなったら新しい賃貸に引っ越すこともできますし、老後いろんな場所に住んでみたいのでって方は、このまま賃貸がいいこともあると思います。 一方購入すると、子育ての騒音などで気をつかわないですみますし、老後の家賃の支払いをと考えると早いうちに購入して完済し、後々得をすることもあります。また自宅を自由に住みやすくリフォームすることもできます。そして子供に財産として残してあげられることが大きいですね。 結果的に、どちらにしろどちらがいいかお得かは一概にはきめられませんね。 自分がどんなところで暮らしたいのか、費用など金銭面ではどうなるか、環境の変化も視野に入れて安心感のあるマイホーム購入か、身軽さの賃貸でいくか、自分にとってご夫婦にとって、ご家族にとって何が一番重要なのかを見つめなおし検討してみてください。