里親の映画を紹介します。 | 子ども家庭福祉専門家からのアドバイス

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2022.08.17

里親の映画を紹介します。

みなさん、こんにちは。
久しぶりの投稿になってしまいました。

今日は里親の映画を紹介したいと思います!

里親ってどんな生活?と思う方は多いと思います。
今、「1640日の家族」というフランスの里親家庭を舞台にした映画が公開されています。

公式サイトはこちらです。

この映画は実話をもとに作られています。
フランスの里親家庭の実子だったファビアン・ゴルジュアール監督の幼少期の体験を土台に作られているそうです。
私も里親家庭の実子として育ちましたので、この監督が幼少期に体験したことを映画にしたかった気持ちがとてもよくわかりました。

フランスの里親制度と日本の里親制度は異なる点が多いです。
例えば、フランスの里親は仕事であるのに対して、日本の里親制度は仕事ではありません。
その他、子ども1人に対する公的な養育費や決まり事も異なります。
この映画にも決まり事などを話す場面が登場しています。

しかし、映画を見て、異なることはあるけれど、どの国の里親家庭も同じような気持ちを持つのだなと思いました。
里親も委託された子どもも実子もそれぞれの気持ちを持ち生活をしています。
そういった、里親家庭全体で子どもを受け入れている様子や表情や言葉は非常にリアルでした。

この映画を見て、感じる感情は人によって大きく異なるでしょう。
感動する人もいるし
少し辛くなる人もいると思います。

でも、家族とは何かということ
そして、「子どもの幸せとは何か」ということを
考えるきっかけを与えてくれると思います。

里親に関心のある人も
子どもの幸せについて考えたい人も
家族とは何かを知りたい方も
日常生活では流してしまいそうな大切なことを考えることができる
深い映画ですので是非ご覧になってください。
 

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