全身全霊のカウンセリング | 保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

子どもたちに愛ある食卓を提供し賢さと逞しさを育みます

保育・食育のプロ 長野眞弓さんからのアドバイス

2019.10.08

全身全霊のカウンセリング

死にたいと言い続けているという子がいると知り会いに行った。道中祈った。

「神さま、私に力を与えてください。」

その子は、本当に辛そうだった。
表情もなく、肩も落ちて、顔を上げる力もないかのようにうなだれていた。

「こんばんは。」
静かに笑顔て話しかけた。黙って下を向いている。

私にカウンセリングを教えてくださった今は亡き
選択理論心理学シニアトレーナー,柿谷寿美江先生の声が聞こえる。

「長野さん、誰かを助けるときには、その言動を愛の包装紙に包んで
笑顔のリボンをかけてね。

上品にリラックスして話すのよ、どんなに大変でも
決して必死になったり、力んではダメよ。」

上品にリラックス。少しずつ、顔を上げて私の質問を考えようとしてくれている。

クライアントの抱えている問題に焦点を当てず、願望に焦点を当てた質問と傾聴

基本的欲求で満たされていない物を探しカウンセリングの時間内に、カウンセラーの
声、声のトーン、表情、態度で満たしていく。

寿美江先生のロープレが、脳裏に鮮明に蘇ってくる。

答えられない時は、例えたり、ユーモラスな話をして場を和らげて
答えやすいクローズドクエスチョンに切り替える。笑ってくれた。

求めている物を明確にして今していることが効果的かを自己評価してもらう。

もっと良い方法はないかを、一緒に考える。

最後に、書籍などを知識の引き出しからのエッセンスの紹介

今読んでいる、松下幸之助氏の生い立ちと「素直な心」について話す。

クライアントが思い出した。奥深く諦めてしまっていた願望を

それを一緒に満たしていくお手伝いをする事に賛同

どんどんクライアントの表情や肩の線が明るくなる、どんどん話し始める。良かった。

とその時

私の言葉のイニシアチブを神様が取られた
瞬間私の心と思考は、オブザーバーの席に着く

私には無い思考が、私には無い言い回しが私の唇から泉のように溢れ出す。

クライアントに勇気が与えられるプランニング。
思いもよらないアイデアが見つかる。

二人で達成感!1時間後。

両親が戻って来られた。クライアントの表情と言動にビックリ!

たった1時間で、こんなに人を明るくしてしまうこの人の技術はなんなんだ。

それが、選択理論心理学リアリティセラピー。

そして信仰を持つ者にだけ与えられる。愛の奇跡。
私ではなく私を用いて神様がクライアントを癒し導く。

カウンセリングには、哲学が必要!という。
選択理論心理学会会長柿谷正期先生の言葉を思い出す。

カウンセラーは、日々沢山の方々に会い、
沢山の本を読み知識を積み重ねておかなければならない。

しかし、最後は私心を捨てて
神様の力を信頼して全てを委ねる
純粋さ、素直さが、
クライアントに愛と希望を伝える伝達力となる。

私の人生を変えた、選択理論心理学の学びを
もっともっと沢山のリーダーたちに広げて行きたい。

学び始めに一気に書いた笑顔の力という育児書を
もう一度書き直したくなりました。(^ ^)

 

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