2019.05.10
心の傷は、アイデンティティ!
最近、よく渡辺和子さんに学んでいます。
ワークピア河口湖には、知的障害をお持ち方の他に
身体障害、発達障害、そして精神障害の方々もご利用されています。
今回は、精神障害の方々への就労支援について
ワークピア河口湖の独自性をお伝えいたします。
イリノイ大学の薬学博士であった生田哲氏の著書に
「心の病は食事で治す」という本があります。
精神障害を抱える方やそのご家族には是非読んでいただきたい一冊です。
そこには、低血糖症(血糖値スパイク)について書かれています。
ワークピア河口湖では、この低血糖症状を緩和させるために、給食は玄米自然食という低GI食材による食卓を提供しています。
また、コミュニケーションスキルを学ぶために、心理学やアサーティブトレーニングも導入しています。
そして、心理学やアサーティブを実践するために必要な小学校六年生レベルの国語力を目指して公文教材も導入しています。
それから、森や畑の力により回復していく
真のソーシャルスキル!
最後に、
これもなかなか使われていない支援の考え方ですが、心の傷を癒すのではなく、
心の傷を残したまま
人の役に立つものへと
回復していくための支援を
大事にしています。
体にも心にも一生傷を負いながら
生きていくのが人生だとしたら
傷を恥じなくて良いのだ
傷があるからこそ、
人の優しさがそこから染み込んでくるのだと
傷は、自分のアイデンティティ。
賜物であり、得意ジャンル!
私も幼児期3歳と5歳の時に二回熱湯を被り
全身大火傷、そのケロイドで虐めに会い
体と心に深い傷を負いました。
しかし、今は
もう一度生まれ変わることがあっても
また、熱湯を被り全身大火傷となり
ケロイドだらけの
この身体的が良いと心から思っています。
何故なら
この傷があったから出会えた人
この傷があったから支えられた人
言えた一言、このケロイドが私の賜物
アイデンティティだからです。(^ ^)
写真は、私のベッドの枕元にある
何度も何度も読んでいる本たちです。(^^)