予測不能な社会における中学・高校受験のリアル

進学によって子どもの人生は変わる?

予測不能な社会における中学・高校受験のリアル


現在子育てしている30代-40代の親は、「学歴至上主義の価値観」が根強い社会で学生時代を過ごしてきた経験があります。

それは、高度経済成長期に学生時代を過ごした現在50~60代の親の影響で、
「良い大学に入り、大企業に就職すれば、一生安泰な人生が送れる」と信じられてきたから。

しかし、今、
子育て中の親は気づき始めています

やみくもに偏差値が高い大学を目指して、結果的に得たものは何だったのだろう?






学歴至上主義が疑われ、より、思考力」「多様性」「グローバル化」「人間力が求められる時代に、こどもにはどのような教育を受けさせたらよいのでしょうか?


現代の親は、「わが子に合った教育」を模索し、学校選びをしています。





予測不能な社会で活躍で活きる、わが子に合った教育を選ぶには、どのように学校を選択し、どのように対策し、どのように入試に臨むのか。

進学先によって、こどもの人生はわってしまうのか?


本コラムでは、学校の評判や受験の傾向と対策に詳しい現役塾講師が
子育て中の親から多く寄せられる質問や疑問に回答していきます。

newsニュース

【横浜市で高校受験!】 私立高校の入試編

2024.04.11

【横浜市で高校受験!】 私立高校の入試編

ぐるっとママ 「教育アドバイザー」 奥山賢一です。 前回は横浜市にて高校受験を目指すにあたり、 横浜市内の高校の種類、入試の日程といった お話をしました。 今回は横浜市内の私立高校の入試について お伝えしていきます! こちらを読んで、是非それぞれのお子様の 進学する高校、いつから塾に通わせるのか、 などといったことの参考にしていただければと 思います。 0.私立高校の入試について 横浜市の私立高校の入試には大きく分けて 次の4つの種類があると考えてください。 ①推薦入試 ②専願入試 ③併願入試 ④オープン型入試 これら4つの入試の特徴について、 それぞれ分けてお伝えしていきます! 1.推薦入試 各高校が定めた独自の「推薦基準」を クリアしていれば合格が約束される入試です。 「推薦基準」は基本的には「中学での内申点」を指し、 内申点が基準よりも大きければ合格が内定します。 推薦入試はその高校が第一志望であることが 前提であるため、他の学校を受験することはできず、 合格したら必ず進学する必要があります。 試験は1月に行なわれ、面接や作文等が 出題されます。 ですが試験はあくまで形式的なものであり、 内申点さえ超えていれば基本的に合格となります。 2.専願入試 推薦入試とほとんど同じ形式の入試です。 「他の高校を受験しない」ことを条件に、 各高校が定めた「中学での内申点」の基準を クリアしていれば合格を確約する入試です。 推薦入試と異なるのは、試験が2月に行なわれ、 学力試験や書類選考(中学校の調査書等)が課される、 という点です。 また、内申点の基準は専願入試よりも推薦入試の方が やや高めです。 近年では推薦入試と専願入試を 1本化している高校も多いです。 3.併願入試 推薦入試、専願入試と同様に、 各学校が定めた「中学での内申点」の基準を クリアしていれば合格が内定する入試です。 大きく異なるのが、 「公立高校など他の高校が第一志望である」 生徒が対象である、という点です。 いわゆる「すべり止め」と呼ばれる入試形態で、 第一志望校の受験前に、確実に合格出来る高校を 1つ確保できます。 内申点の基準は推薦入試、専願入試よりも高いです。 1~3の入試を大きく左右する「中学校の内申点」は、 多くの高校で「中学2年生」からの成績が対象になります。 4.オープン型入試 これまで出てきた入試とは大きく異なり、 中学校の内申点は関係なく、 入試当日の試験の成績のみで合否が決まる入試です。 慶應義塾高校などといった難関私立高校の ほとんどがこのオープン型入試です。 以上が横浜市内の私立高校の入試です。 特に大切なのは、 中学校の成績が入試結果に直結すること、 中学2年生からの成績が入試で見られること、 の2点です! 次回高校入試のお話をする際は、 公立高校の入試制度について、 それを踏まえた上でいつから対策をした方がいいのか、 といったことをお伝えします! 本日の内容はここまで。 今度ぜひお話ししましょう。 この記事をご覧いただいた方のお子さまの やる気スイッチがオンになりますように。 ZEZEHIHI 代表 奥山 賢一 HP:https://oku-kenichi.com/

0
【横浜市で高校受験!】 高校の種類編

2024.03.27

【横浜市で高校受験!】 高校の種類編

ぐるっとママ 「教育アドバイザー」 奥山賢一です。 前回は中学受験のお話をしましたが、 今回は高校受験です。 横浜市にて高校受験を目指すにあたり、 今から知っておかなければならないことを まとめてみました。 こちらを読んで、是非それぞれのお子様の 進学する高校の参考にしていただければと 思います。 1.学校の種類 横浜市には大きく分けて3つの種類に 高校が分かれると考えてください。 ①公立高校 横浜市には神奈川県立と横浜市立の 2種類の公立高校があります。 公立高校は学費が非常に安く、 どの公立高校でもほぼ同じカリキュラムで 授業が進んでいきます。 また私立高校ほどではないにしても、 各学校によって校風が異なります。 横浜市内では、 神奈川県立横浜翠嵐高校 横浜市立金沢高等学校 などがあります。 ②私立高校 公立高校と比べると学費が高いですが、 その分設備が充実しており、 各学校によって独自のカリキュラムで授業が 進んでいきます。 校風も各学校により多種多様で、 お子様やご家庭の教育方針にあった学校を 選べるのが魅力です。 横浜市内では、 桐蔭学園高校 山手学院高校 などがあります。 ③大学附属私立高校 先ほどお話した②と同じく私立の高校ですが、 一定の基準を満たせば大学に 内部進学できるのが魅力です。 また授業は受験目的よりじっくり勉強する カリキュラムで行なわれていることが多いです。 横浜市内では、 慶應義塾高校 法政大学国際高校 などがあります。 2.高校受験の日程 神奈川県の高校受験の日程は、 基本的には私立→公立の順番 で行なわれています。 私立高校は学校によって異なり、 早い学校では1/20頃、 遅い学校だと2/10頃 に実施されます。 一方で公立高校は共通の日時で行なわれ、 今年度は学力検査が2/14に実施されました。 また学校によって異なる特色検査や面接は 2/14、15、16に行なわれました。 以上のことは高校受験をする上で 必須の知識です。 次回高校受験のお話をする際は、 公立高校、私立高校の入試の違い、 それを踏まえた上でいつから対策をした方がいいのか、 といったことをお伝えします! 本日の内容はここまで。 今度ぜひお話ししましょう。 この記事をご覧いただいた方のお子さまの やる気スイッチがオンになりますように。 ZEZEHIHI 代表 奥山 賢一 HP:https://oku-kenichi.com/

1
【横浜市で中学受験!】 基礎知識編

2024.03.20

【横浜市で中学受験!】 基礎知識編

ぐるっとママ 「教育アドバイザー」 奥山賢一です。 今回は横浜市にて中学受験を目指すにあたり、今から知っておかなればならないことをまとめてみました。 こちらを読んで、是非それぞれのお子様の進学する中学校の参考にしていただければと思います。 1.中学受験を始めるタイミング  近年増加する中学受験生。皆さんいつから対策を始めようか決まっていますか?  数年前まで一般的には小学5年生からがベストだと言われていた中学受験。近年は小学4年生から始める子が多くなってきました。  さらには大手塾では小学校低学年から4年生の席の確保のために入塾する子も見られます。  そのため、「小学4年生」からスタートを意識しておきましょう。 2.中学受験の日程  神奈川県の中学受験の日程は東京都と全く一緒です。多くが2/1〜2/3の3日間で実施され、多くの受験生が受験に臨んでいます。  さらには千葉や埼玉といった東京と神奈川以外の首都圏では、1月に試験が実施され、抑えや練習として1月の中旬から受験がスタートします。 3.学校の種類  横浜市には大きく分けて4つの種類に中学校が分かれると考えてください。 ①国立中学校  横浜市では、横浜国立大学附属中が唯一の国立中学です。教育系学部のある大学の付属校の研究機関であり、高校がないため高校受験が必須です。 ②公立中高一貫  横浜市には横浜市立と神奈川県立の2つの種類の公立中高一貫があり、受験のない公立中学とはハイレベルな勉強やリーダー性の育成が行われます。 上記の2つの中学校は受験のない公立中学校と学費が同じでとにかくお得に通えるのが魅力です! ③私立進学校  公立中高一貫校と同じく大学受験が必須ですが、しっかりとした設備があり、学校によってさまざまな特色があります。お子様やご家庭の教育方針にあった学校が選べるのが魅力です。さらには教育費高いことからしっかりとした設備で先進的な環境で学べます。 ④大学附属私立中学校  私立進学校と同じ私立中ですが、大学までエスカレートで上がれるのが魅力です。高校受験がないからこそ大学に向けて6年間やりたいことを勉強できるのが魅力です。 以上のことは中学受験をする上で必須の知識です。 是非ご家庭でどこを目指すのか考えてみましょう。 ZEZEHIHI 代表 奥山 賢一 HP:https://oku-kenichi.com/

0
変容する大学入試:早めの対策を!

2024.03.13

変容する大学入試:早めの対策を!

ぐるっとママ 「教育アドバイザー」 奥山賢一です。 大学受験が3/12で全日程終了し、今年度の中学受験〜大学受験まで全ての受験が終了しました。 今年の大学入試も大きく変容し、受験生の入学の方法もたくさんの選択肢ができました。 今回は来年の受験生だけでなく、新高校1年生に知ってほしい「今後の大学入試」についてお話しさせていただきます。 【変容する大学入試】 1.私立大学は半数以上、一般入試以外で入学。 私立大学は近年附属からの入学人数だけでなく、いわゆる一般入試とは異なる選抜入試と言われる特殊な入試方法が増えています。 各大学で入試の工夫・改革を進める私立大学では、なかでも英検を活用した入試の動きが目立っています。また、高校生活でどのような主体性を持ってどのような物を体験をしたのかを問うようになりました。 2.国立大学でもAO入試が増加。 AO入試はいわゆる私立大学の選抜入試と同じような入試方法になります。国公立大学でも、筑波大学ではすでに4割近くがこうした入試での入学者となっており、直近で東北大学でも3割まで枠を広げました。さらには東北大学はこのAO入試100%を目指しています。 以上が大学入試の変容なります。 【AO入試・選抜入試に向けた対策】 では、どんな高校生を送れば良いのか。新高校3年生と新高校1,2年生に分けて考えてみましょう。 [新高校3年生] まずは、学校の成績を確認しましょう。ほとんどの大学では出願にあたり最低の成績評価を設けております。高校2年間で自分の夢の実現や知見を広げるために主体的に取り組んだことがあったか思い出してください。 もしあれば、AO入試や選抜入試に挑戦しましょう! [新高校1,2年生] これから受験まで2,3年ある新高校1,2年生。学校の成績はもちろん、プラスで学外でも学内でも構いません。英検だけを極める!!でも構いません。これだけは頑張って結果まで求めたい!を見つけましょう。そして、ゴールに向け計画を立て、実行していきましょう。それだけで入試の評価点が変わるのです。 この春から新学年になります。 是非大学受験に向けて新しいチャレンジをしてみましょう。これから増えるAO入試・選抜入試にいかに対応できるかが今後の大学入試をおさえる大事な選択肢、早めに対策していきましょう! ZEZEHIHI 代表 奥山 賢一 HP:https://oku-kenichi.com/

0
中学校で勉強のスタートダッシュを切るための、春休みの勉強法!

2024.03.06

中学校で勉強のスタートダッシュを切るための、春休みの勉強法!

ぐるっとママ 「教育アドバイザー」 奥山賢一です。 3月になり中学受験も落ち着き、 残りの小学校生活を満喫している お子様も多いのではないでしょうか? 中学受験を終え勉強も一段落、 第一志望に受かって満足してしまっている お子様も多いかと思います。 しかしこの3月、春休み中の勉強次第で 中学校の成績に大きく差が出てしまいます。 そこで今回は、「中学校で勉強のスタートダッシュを 切るための、この春休みの勉強法」 についてお話していきます。 【勉強のリズムを「中学生仕様」に!】 今回の話で最も大切なのが、 「勉強のリズムを『中学生仕様』に変える」 ということです! 小学校の授業時間は45分でしたが、 中学校では50分に伸びます。 また教科の数が多くなり、学習スピードが 大幅に上がります。 それにプラスして部活動が本格的に始まって しまうため、「自分で勉強する時間」を 取りづらくなってしまいます。 こういった学習環境の変化に早いうちから 慣れるために、やっておくべくことは2つあります! ①1回の学習時間を「50分」とし、  50分ごとに休憩をする。 ②春休みのうちから日々の学習スケジュールを  自分で立てる。 こちら2つを意識して勉強し、中学校に 入学する前に「中学生仕様」の勉強のリズムに 慣れるようにしましょう! 【算数では「分数」の復習を!】 小学校では「算数」でしたが、中学校では 「数学」と名前が変わり、より難しい内容を 取り扱っていきます。 その中で特に抑えておきたいのが、 「『数学』では小数よりも分数を多く使うようになる」 ということです! 中学校に入学する前に分数の計算を見直して、 早く正確に解けるように復習し、 分数に慣れておくことが重要です。 分数の計算が得意になれば、 中学校の数学に向けたスタートダッシュができます! 【小学校で学んだ英単語の総復習を!】 小学校の英語では、600~700語の英単語を 学びますが、中学校の英語ではそれに加えて、 1600~1800語の英単語を学習します。 そのため中学校の英語の授業では、 小学校で習った英単語は「既に覚えている」 という認識で授業が進められることが多いです。 中学校の英語の授業でおいていかれないように するためにも、まずは小学校で習った英単語の 復習を一通りやっておきましょう! 「1日5単語覚える」など具体的な目標を 立てながら英単語の勉強をしていっても いいかもしれません! 中学校での学習はその後の高校、大学入試にも 大きく影響します。 中学校生活のスタートを上手く切れるようにするためにも、 この春休みで勉強する習慣をつけましょう! 本日の内容はここまで。 今度ぜひお話ししましょう。 この記事をご覧いただいた方のお子さまの やる気スイッチがオンになりますように。 ZEZEHIHI 代表 奥山 賢一 https://oku-kenichi.com/

0
2024年中学受験総括

2024.02.28

2024年中学受験総括

ぐるっとママ 「教育アドバイザー」 奥山賢一です。   今回は今年の2024年中学入試試験を総括していきましょう。 【受験者数減でも受験率増】 2024年度首都圏の中学入試の受験者数は、前年度に比べ900人減の6万5,600人と9年ぶりに減少しました。一方で、中学受験率は22.7%と過去最高を更新しました。少子化の影響で人数が減少したとはいえ、それでも首都圏では中学受験を5人に1人が受験しています。さらに東京や神奈川、千葉の主要1都2県では偏差値35~39、もしくは35以下では受験率も上昇し、とりあえずでも私立中に入り、高校受験を回避しようという動きが見られました。   【受験率増が起こす公立中進学者との差】  受験人数が減ることは、おそらく少子化の影響でしょう。しかし、問題は受験率の増加です。というも、公立中進学者の大きな差を生み、その公立中進学者にとって大きなダメージになるのです。   というも以下の2つが大きな差になると考えています。 1.学力の差による劣等感 私たちの進学塾でもこのお悩みの相談はよく受けてきました。小学校低学年から仲良く学校に通っていた友人やクラスメイト。気づいたらみんな受験モードに入り、4年生から少しずつ学力の差が開きはじめ、学校の指導要領にのって勉強していた自分は気づいたら下の方の成績。そのため勉強が嫌いになり、さらに成績が悪化していく。悪い場合には中学校に入るまでに勉強が嫌いになったことで、高校受験も失敗していく。 こんなこと首都圏にお住まいの方経験したことないでしょうか。   2.高校募集停止学校を受けられず、中堅高校止まり 近年、中学受験率の増加もあり、6年間かけてしっかり育成していこうとする上位の公立中高一貫校や私立は少なくありません。特に都内では上位の日比谷中や小石川中などの公立中高一貫校は高校募集を停止しました。さらには私立中でも同じような状況の学校が増えています。そうすると、言わずもしれた有名難関校には高校でチャレンジ出来なくなり、高校受験の挑戦できる幅も狭くなっています。 【今後の対策】  では加熱する中学受験に対してどのように対策をしていけばよいのか。簡単に言ってしまえば、毎日たくさん勉強して、中学受験に挑む。ですが全員がその環境にあるわけではありません。習い事の関係や勉強に対しての姿勢がたりないなど様々な理由があるでしょう。そのためには以下のことを考えましょう。   1.早めに算数は先取りで勉強しておき、私立中受験者と学校の内容だけなら勝負出来る。 2.勉強以外の得意な部分を伸ばしてあげ、その分野で自信を持たせる。   今日の小学校の勉強ペースは早く、難易度も高くなりつつあります。早めの対策をし、分からなければ積極的に悩みを相談できる近くの人を見つけましょう。   ZEZEHIHI 代表 奥山 賢一 HP:https://oku-kenichi.com/

0
もっと見る

INFOインフォメーション

名称 予測不能な社会における中学・高校受験のリアル
(ヨソクフノウナシャカイニオケルチュウガクコウコウジュケン)
電話 03-5829-8767
住所 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-7-6JHデルタビル1F
TEL:03-5829-8767
代表 奥山賢一
代表 奥山賢一

学習塾ZEZEHIHI代表
口コミのみで年間の授業予約が埋まるほどの人気講師
出身大学は立教大学。