変容する大学入試:早めの対策を! | 予測不能な社会における中学・高校受験のリアル

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2024.03.13

変容する大学入試:早めの対策を!

ぐるっとママ
「教育アドバイザー」
奥山賢一です。

大学受験が3/12で全日程終了し、今年度の中学受験〜大学受験まで全ての受験が終了しました。
今年の大学入試も大きく変容し、受験生の入学の方法もたくさんの選択肢ができました。

今回は来年の受験生だけでなく、新高校1年生に知ってほしい「今後の大学入試」についてお話しさせていただきます。


【変容する大学入試】

1.私立大学は半数以上、一般入試以外で入学。

私立大学は近年附属からの入学人数だけでなく、いわゆる一般入試とは異なる選抜入試と言われる特殊な入試方法が増えています。

各大学で入試の工夫・改革を進める私立大学では、なかでも英検を活用した入試の動きが目立っています。また、高校生活でどのような主体性を持ってどのような物を体験をしたのかを問うようになりました。

2.国立大学でもAO入試が増加。

AO入試はいわゆる私立大学の選抜入試と同じような入試方法になります。国公立大学でも、筑波大学ではすでに4割近くがこうした入試での入学者となっており、直近で東北大学でも3割まで枠を広げました。さらには東北大学はこのAO入試100%を目指しています。

以上が大学入試の変容なります。


【AO入試・選抜入試に向けた対策】

では、どんな高校生を送れば良いのか。新高校3年生と新高校1,2年生に分けて考えてみましょう。

[新高校3年生]
まずは、学校の成績を確認しましょう。ほとんどの大学では出願にあたり最低の成績評価を設けております。高校2年間で自分の夢の実現や知見を広げるために主体的に取り組んだことがあったか思い出してください。
もしあれば、AO入試や選抜入試に挑戦しましょう!

[新高校1,2年生]
これから受験まで2,3年ある新高校1,2年生。学校の成績はもちろん、プラスで学外でも学内でも構いません。英検だけを極める!!でも構いません。これだけは頑張って結果まで求めたい!を見つけましょう。そして、ゴールに向け計画を立て、実行していきましょう。それだけで入試の評価点が変わるのです。

この春から新学年になります。
是非大学受験に向けて新しいチャレンジをしてみましょう。これから増えるAO入試・選抜入試にいかに対応できるかが今後の大学入試をおさえる大事な選択肢、早めに対策していきましょう!

ZEZEHIHI 代表
奥山 賢一
HP:https://oku-kenichi.com/

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