受験期の正しい過ごし方 | 予測不能な社会における中学・高校受験のリアル

進学によって子どもの人生は変わる?

予測不能な社会における中学・高校受験のリアル

2024.01.18

受験期の正しい過ごし方

ぐるっとママ
「教育アドバイザー」
奥山賢一です。

東京都以外の中学入試がスタートし、
いよいよ東京都の私立中入試まで残り14日になりました。

すでに千葉県や埼玉県入試の合否がわかり、東京都入試に向け追い込みを抱えている時期ですね。そんな直前期に正しい追い込み対策出来ていますか?

【直前期は過去問最優先!】
 中学入試の場合、高校入試や大学入試よりもその学校の特色がはっきりと現れます。
特に大学系列や難関校では文章量も増え、思考力を試される場合も多いでしょう。そして、その学校の傾向を考えて「こういう風に解けばいいんだ!」と頭で理解出来る小学生はそう多くはいません。だからこそ、感覚でいいんです。感覚でこんな感じかななど、無意識に解くことの出来るように繰り返し同じ試験でもいいので解きましょう。もしそんな時間がないと考えるのならば、算数だけでも解きましょう。

【点数を伸ばすなら理科社会】
 4科目入試の場合、直前期に点数を確実に伸ばすことの出来る科目は理科と社会です。
 よく目にするのがあと数点をとりたいから何としてでも算数を対策しなさい!という追い込みをしている受験生がいます。全く効果がないとは言いません。ただ残り1週間という期間であった場合、新しく算数の全く出来ない範囲を仕上げるのはほとんど不可能に近いでしょう。だからこそ、簡単に点数があがるのは暗記科目です。
特に社会は、学校によって大きい傾向がなく、覚えた分だけ点数に結びつきやすくなります。また理科については、食塩水の濃度の分野でなく、生物範囲や地学範囲をやってみてはいかがでしょうか。

【算数は新しい問題は解くな!】
 のこり1週間になった時の算数の注意点です。
「絶対に」新しい問題を解かないでください。
先ほども述べたように、算数の新しい問題を知り、修得するまでには時間がかかります。そのため、点数と時間効率を考えたときにマイナスでしかありません。また、この時期大事なのは自信を持って試験に臨むことです。新しい問題を解き、出来ないことに苦しむことは受験直前の不安な心に追い打ちをかけるでしょう。自分が以前間違えたことが今はできるようになっているんだという気持ちを持たせてあげることを意識してみましょう。

残り受験までわずかですが、効率よく追い込みをし、体調にも気をつけ受験に臨めるといいですね!

走り切りましょう。

本日の内容はここまで。
今度ぜひお話ししましょう。

この記事をご覧いただいた方のお子さまのやる気スイッチがオンになりますように。


ZEZEHIHI 代表
奥山 賢一
instagram @oku_kenichi

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