ぐっと負担が重くなる!~中学校以降の教育費~ | 株式会社N&Bファイナンシャル・コンサルティング

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2021.04.20

ぐっと負担が重くなる!~中学校以降の教育費~


こんにちは。

日々の生活に安心を提供するファイナンシャルプランナーの渡邊です。

 

新年度スタートしました。

この時期になると、教育費のご相談が多くなります。

特に、中学生にあがった保護者の方から、

「小学校と比べ教育費負担が重くなって今後が不安です」

との声が多くなります。

 

ぜひ、中学生に上がる前にお子さまの教育費についての心構えをしておきたいところです。
 

☆教育費はどれくらい掛かる?☆

<小学校から大学までの教育費>              
区分 小学校 中学校 高等学校(全日制) 大学
学習費 公立 1,926,809円 公立 1,462,113円 公立 1,372,072円 国立 5,370,000円
私立 9,592,145円 私立 4,327,172円 私立 2,904,230円 私立 文系 7,035,000円
理系 8,630,000円
※小学校・中学校・高校の金額…学校種別の学習費総額(学校教育費、学校給食費、学校外活動費の合計)文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」をもとに作成
※大学の金額…令和2年度「教育費負担の実態調査結果」(日本政策金融公庫)          

 

こちらは、小学校から大学までの公立・私立の教育費のデータです。

小学校までは、公立であれば負担はそこまで大きくなく、年間の家計の収支の中で充分まかなえる金額です。

 

中学校3年間で掛かってくる教育費は、公立で約150万円、私立で約430万円と、ぐっと負担が増えてきます。

 

高校3年間でも、中学校よりは若干下がるものの、公立で約140万円、私立で約290万円となっています。

 

大学まで含めて考えると、中学校以降オール公立でも約800万、オール私立で約1400万円~1600万円にものぼります。

 

☆教育費の無償化も☆

なお、2019年から幼稚園や保育園に通う子どもに対しての幼児教育の無償化がスタートしました。
2020年からは、大学や短大、専門学校等に通う学生への就学支援新制度も始まっています。
収入要件や資産要件などを満たせば学費の負担が軽減されますが、現在対象となる方は限定的です。
ご自身が対象となるかどうかはチェックしておきましょう。
https://www.mext.go.jp/kyufu/index.htm

 

☆準備は早いうちから☆

公立であれば小学校までは教育費の負担は軽く、貯蓄が出来るチャンスです。
なかなか将来の教育方針まで考えるのは難しいですが、

「うちは絶対に公立」などのこだわりが無ければ、負担が重くなる「私立前提」で検討しておくと安心です。

貯蓄がしやすい時期を逃すと、教育費の負担だけでなく、生活費の上昇や住宅ローンの負担など、よりお金を貯めにくくなってきます。

 

ぜひ、中学校以降の教育費準備を出来るだけ早いうちからスタートさせましょう。

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