2020.06.03
継続が大事！！ストレスのない家計の見直し術とは
こんにちは。
日々の生活に安心を提供するファイナンシャルプランナーの渡邊です。
ようやく子どもの学校がスタート！
この数か月、学校がないことで、改めて学校があることの大切さや、
自宅での学習や生活リズムを作る難しさを感じたママさんも多いのではないでしょうか。
我が家は、妻が変わらず出勤だった為、
基本的に私が自宅で仕事しながら、子ども二人を見るカタチに。
仕事もあるし、子ども達も放置できないし。。
色々なジレンマと戦っていました。
5月末の緊急事態宣言の解除に伴い、
新型コロナウイルスの感染拡大についても若干の終息ムードが漂っています。
横浜でも6月から学校が再開し、
まだまだ油断できない状況は続きますが、
少しずつ普段の生活が戻ってきそうな気配を感じます。
新型コロナが猛威を振るった4月・5月は、
飲食店などサービス業のように、休業を余儀なくされた業種や、
休業とまではいかなくても、残業が無くなることによる収入が減少する方も多く、
今後の家計の先行き不安のご相談が多くありました。
緊急時には家計の見直しなど、何か手を付けなければと思うものの、
普段の生活に戻れば、なかなか行動に移さないもの。
ただでさえ、家計のやりくりがうまくいかず、思うように貯蓄ができずに
ストレスを抱えている家庭も少なくないと思います。
ぜひ、普段の生活に戻ったとしても、
継続可能な家計の見直しをこの機会にチャレンジしていただきたいと思います。
家計の見直しで重要なのは、「継続性」。
ダイエットと一緒で、思い立った時は頑張りますが、
その気持ちを持続させるのが難しく、少し頑張ってはまた日常に戻ってしまい、、、
なんて経験があるのではないでしょうか。
食費やレジャーなど楽しみを削減しようとすると、日々努力しなければいけなく、
それが心理的なストレスとなり、続けるのが苦しくなってしまいます。
今回は、継続性がありストレスのない効果的な家計の見直し方法をご紹介します。
＜家計支出を区分けする＞
家計の見直しのコツは一度見直すことで効果が続く「固定費」を削減すること。
家計の支出は、大きく固定費と変動費の２つに区分けすることが出来ます。
固定費とは、日々の過ごし方に関係なく月単位や年単位でかかる費用のことです。
変動費は、食費など日々の生活によって変動する費用です。
代表的な「固定費」「変動費」についてみてみましょう。
〇固定費
・住宅関連費用（家賃・住宅ローンなど）
・通信費（携帯・インターネット）
・生命保険
・損害保険
・教育費（学校・習い事）
・サービス利用費等（ジム・習い事・スマホアプリの月額資料料など）
・その他ローン（自動車・奨学金など）
〇変動費
・食費
・日用品
・美容、クリーニング費
・交通費、ガソリン代
・外食、交際費など
・お洋服代
・医療費
上記は代表的なものを挙げましたが、まずはこのように毎月の家計の支出を、
「固定費」と「変動費」に区分けしてみましょう。
＜どこから家計の見直しを？＞
家計の支出を抑えて貯金しなきゃと頑張る際に、
やってしまいがちなのが日々の食費やレジャー費など生活費の削減です。
どなたも経験あるのではないでしょうか。
分かりやすいのは、ランチを手作りのお弁当にしたり、外食を減らしたり、お洋服や趣味など欲しいものを我慢するなどです。
もちろん、これはこれで、やってみてムダに気付くこともあるので、
削減出来れば一定の効果はあると思います。
しかし、本来楽しみにしていることを削ってしまうと、ストレスが溜まるので、
なかなか続けることが難しくなってしまいます。
では、固定費はどうでしょうか。
日々の過ごし方とは関係なく、月々の支出が減れば、それに越したことはないですよね。
しかも、一度削減出来れば、長期的に削減効果が見込めます。
＜優先的に見直すべき３つの固定費とは＞
固定費の見直しを検討する時には、削ってもストレスの少ないもの、
家計支出に占める割り合いの大きいものを選ぶのが大事です。
その中で、最もストレスがなく見直し効果の出る固定費は、
「住宅ローン」「生命保険」「通信費」
の３つです。
「住宅ローンの借り換えしたら、手数料掛かるんでしょ？」
「生命保険も見直したいけど、誰に聞いたら良いの？」
「携帯の格安が良いと聞くけど、変えるのもめんどくさい」
過去に一度は気になっても、なかなか行動に移せなくて、そのまま放置。。
そんな方のご相談をよく受けます。
次回は、それぞれの見直しの方法や効果について、
お伝えしていきたいと思います。
お楽しみに♪
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