幼児期の本の大切さ | 予測不能な社会における中学・高校受験のリアル

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2023.10.17

幼児期の本の大切さ

ぐるっとママ「教育アドバイザー」奥山賢一です。
今週は
【幼児期の本の大切さ】
についてみなさんと一緒に
考えていきたいと思います。



パパさん・ママさんから
自分の子には積極的に本を読んで
もらいたいと思っているとよく耳にします。
実際私の母に昔のことを尋ねた際にも同じように願っていたそうです。

今回は幼児期の本はその後、
お子さまの成長にどのような影響があるのかを一緒に考えていきましょう。

大きく分けて3つの影響があると
私は考えます。
(他にももっとこんな影響があるんじゃない?
等ご意見がある方はぜひコメント欄でお教えください!)

①集中力が身につく
→こちらはまさにみなさんが
お子さまに願う事ではないでしょうか。
食い入るように本を読むようになると、嬉しいですよね。
今日はどんな本を読んでいるかな?
その本を読んでどんな思いをしたかな?
(今どんなことを考えているか知りたくなりますね)

集中してお子さまが本を読む姿は
その後の勉強にも活きてきます。

学校側のメッセージとしても使われる入学試験。
集中してそのメッセージをしっかり読み解ける大人に
なってもらいたいものです。



また、この集中力は勉強以外でも様々な分野で
今後お子さまが活躍する場面で必要になる力になります。
練習に集中するとしないとでは
結果は言うまでもありませんよね。

②知的好奇心を育む
→動画や漫画とは異なり、活字に触れることで、
お子さまに何が芽生えていくでしょうか。

それは知的好奇心に他なりません。

絵や写真、さらには動画や漫画とは異なり、
文字で与えられた情報をどのように頭の中で
膨らませていくでしょうか。

目の前の本の中には文字以外存在しないから、
頭の中で想像する。
想像する中で、キラキラ輝くその様子は
もっとそのことを知りたいという知的好奇心に変わります。

本で出てきた内容が
勉強に出てきたらどのように思われるでしょうか。

嬉しいですよね、この前本で読んだ内容だ!
誰かに伝えたい!となりますよね。
さらにはもっと知りたいに繋がっていきます。

③専門分野への第一歩
生き物の本が好き
→もっと他の生き物を知りたい。
その生き物が食べるものはなんだろう。
他の生き物と何が違うかな?
考えていけばいくほど、新たな本を読みたくなりますよね。
それが専門分野への第一歩です。

こんな生徒がいました
小さい頃から、水中で生活する生き物に関する本が好き。
だから理科の勉強が楽しい。
じゃあその理科の勉強を続けていくとどうなるか、、、
たどり着いた先は海洋生物の研究者の道でした。
今回は理科目線でしたが、幼児期の本はその後の人生の
方向性を決めるものになるかしれません。



さあ最後になりましたが、
本を読む大切さはご理解いただけたかと思います。
ちなみに最近の中学受験は
単なる知識題が問われるのではなく、
与えられた文字情報の中で、
お子さまの意見を聞かれる問題が数多く出ています。
こちらは国語だけでなく、算数、理科、社会でも同様です。
本を読むと他の科目にも役立ちそうですね。


この記事をご覧いただいた方のお子さまの
やる気スイッチがオンになりますように。

ZEZEHIHI 代表
奥山 賢一
instagram @oku_kenichi

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