知的障害のアラサーの息子と元気に生きています。【その4】~コロナウイルス禍の中で地味に必要だったこと~ | 櫻行政書士事務所 行政書士 櫻井正明

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櫻行政書士事務所 行政書士 櫻井正明

2020.06.03

知的障害のアラサーの息子と元気に生きています。【その4】~コロナウイルス禍の中で地味に必要だったこと~

皆さんこんにちは。櫻行政書士事務所の補助者で、知的障害を持つアラサーの息子と元気に生きている市木です。
 
今回は新型コロナウイルス流行により緊急事態宣言が発令されてからあらためて「必要だな~」と思ったことです。
 
◎コロナウイルス禍の中で(親として)地味に必要だったこと。
 
緊急事態宣言が発令されるてから「自粛」「ステイホーム」と言われ、施設へ通所することも遠慮がちな日々でした。
その中でよく言われた問いかけは「ひでくんのご家庭での様子はいかがですか?」です。

この問いは重度知的障害を持つ子どもを持っている親御さんならコロナウイルス禍以前から頻繁に問われることです。
私でいうなら、それこそ息子が小さなころからアラサーの現在至るまで。もっと言うなら現在進行形で将来に続くといったところでしょうか(笑)
 
いつもしていることなのに今回は支援いただく方とひでくんが直接触れ合うことが少なくなっていたので余計に「(説明は)必要なんだ」と感じました。

ひでくんが自分自身を語る「言葉」を持たない以上、ひでくんを伝える言葉を持つのは親しかいないことになります。
長年ひでくんのことを「説明」している(つもりの)私ですが、いつもとても難しいと思います。

親はどうしても子どもに対して「親の欲目フィルター」やら「親の理想とする子ども像フィルター」越しに子どもを見てしまっていて子どもの「本当の姿」を見ることが出来ていないと思うからです。
 
以前から「親の目」はあまり信用できないと自覚のある(笑)私でしたのでよく先生や施設の方に「家では○○でしたが学校(又は施設)ではどうですか?」とか
「私は息子は○○のような性格かと思いますが先生(や職員さん)からはどのように見えているでしょうか」などの逆質問をして「自分の目」と「第三者の目」から見る「ひでくん」がすごくかけ離れていないかをチェックしていました。
(ちなみにこの手法は長女・次女の学校の先生との会話にも活用してとても有効でした(^^)/)

今回のような「親の目から見えるひでくん」を説明することになったときも、それほど本人の実態とかけ離れることなく説明出来たかなと感じます。

ひでくんが通常の生活へできるだけスムーズに戻っていけるよう、これからもサポートしたいなと思っています。


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