2020.11.18
知的障害のアラサーの息子と元気に生きています。【その8】~「感覚統合」について・「動き方」編~
皆さんこんにちは。櫻行政書士事務所の補助者で、知的障害を持つアラサーの息子と元気に生きている市木です。
知的障害を持つアラサーの息子の現在の生活の中で、身につけておいて良かったと思うことのお話しです。
今回は「感覚統合」についての続きで、前回は「感じ方」、今回は「動き方」についてです。
○「動き方」
「動き方」とはひでくん本人が意識して身体を動かすことが出来るかどうかということです。
この「身体を動かす」感覚もまた自閉症のひでくんは「上手くつながっていない」と思います。
例を言うと「物を投げる」一つにしても健常のお子さんならそれこそ1歳になるかどうかの頃にすでにボールを投げたりしています。
これがひでくんは苦手です。
ボールを前に投げるためには「ボールをつかむ」「腕を振る」「ボールを前に飛ばすタイミングで離す」などの身体のコントロールが必要なのですが、ひでくんは動きがばらばらで「投げる」ことが出来ません。
今でも苦手なのでひでくんにとってはかなり高度なことなのだろうなと思います。
「動き方」をどのように練習するかというとまずは親が手取り足取りして動き方を教え、その後に「まねっこ遊び」をしました。
「手遊び歌」は「かいぐりかいぐり・おつむてんてん」や「パンダ・うさぎ・コアラ」「糸巻き」など親が動かす動作の真似を楽しんでできるので長くしていました。
幼稚園年長さん頃にはラジオ体操なども親と一緒にしていました。
また、いろいろな「動き方」を身につけるためにも「体力」が必要でした。
障害がわかった3歳ごろからハイキングや山登りにお父さんと出かけて沢山歩くようにしました。
おかげで今では健脚で風邪もひかない丈夫な身体になっています。
少しづつしか成長は出来ませんが、積み重ねで身につけたものは大人になってから生きてくるのだなと感じています。
知的障害を持つアラサーの息子の現在の生活の中で、身につけておいて良かったと思うことのお話しです。
今回は「感覚統合」についての続きで、前回は「感じ方」、今回は「動き方」についてです。
○「動き方」
「動き方」とはひでくん本人が意識して身体を動かすことが出来るかどうかということです。
この「身体を動かす」感覚もまた自閉症のひでくんは「上手くつながっていない」と思います。
例を言うと「物を投げる」一つにしても健常のお子さんならそれこそ1歳になるかどうかの頃にすでにボールを投げたりしています。
これがひでくんは苦手です。
ボールを前に投げるためには「ボールをつかむ」「腕を振る」「ボールを前に飛ばすタイミングで離す」などの身体のコントロールが必要なのですが、ひでくんは動きがばらばらで「投げる」ことが出来ません。
今でも苦手なのでひでくんにとってはかなり高度なことなのだろうなと思います。
「動き方」をどのように練習するかというとまずは親が手取り足取りして動き方を教え、その後に「まねっこ遊び」をしました。
「手遊び歌」は「かいぐりかいぐり・おつむてんてん」や「パンダ・うさぎ・コアラ」「糸巻き」など親が動かす動作の真似を楽しんでできるので長くしていました。
幼稚園年長さん頃にはラジオ体操なども親と一緒にしていました。
また、いろいろな「動き方」を身につけるためにも「体力」が必要でした。
障害がわかった3歳ごろからハイキングや山登りにお父さんと出かけて沢山歩くようにしました。
おかげで今では健脚で風邪もひかない丈夫な身体になっています。
少しづつしか成長は出来ませんが、積み重ねで身につけたものは大人になってから生きてくるのだなと感じています。
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