手づかみ食べが基本の新しい離乳食 BLWとは? | 子育て・お金のアドバイス 加藤理【FP 兼 IFA】

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子育て・お金のアドバイス 加藤理【FP 兼 IFA】

2022.02.28

手づかみ食べが基本の新しい離乳食 BLWとは?

離乳食の開始は、ママの一大イベント。
それまでの生活がガラッと変わり、一気にやることが増えます。
離乳食を始める時期は、5~6ヶ月ですよね。
育児書や離乳食の本のほとんどにもそう書かれています。
ところで海外では、離乳食の新しいやり方として「BLW」という方法が注目を集めているんです。
聞いたことない方も多いですよね。
日本の考え方と、何が違うのでしょうか?

BLWとは

BLWとは、イギリス発祥でBaby Led Weaningの略。
つまり、赤ちゃん主導の離乳食という意味です。
つまり赤ちゃんが、自分自身のペースで手づかみ食べで離乳を進めていくことなんですよ。
最初から、手づかみ食べで離乳食を進めていくので、赤ちゃんの「食べたい!」という気持ちを大切にしている方法で、世界中で注目を集めています。

BLWはどうやるの?

日本で主流の離乳食初期といえば、おかゆや野菜をペースト状にすりつぶして、ママやパパがスプーンで与え、飲み込む練習から始めますが、BLWではなんと、最初から固形物を与えるんですよ!
BLWでは、ゆでた野菜やお肉、果物を固形物のまま置き、赤ちゃんが自分で掴み、食べるのを待つんです。
もちろん、最初はうまく掴めなかったり、落としてしまったりします。
BLWでは、その期間も赤ちゃんが食べる練習をしているので、あまり気にしません。
とにかく、固形のままの食べ物を準備して、大人はあまり手伝わずに待つのが基本です。

BLWのメリット

BLWを取り入れることで、赤ちゃんの食べることへの興味を、自然と育てていきます。
ママは、赤ちゃんが食べたいものを食べるのを見守りながら応援します。
だからこそ、「離乳食が始まる…」「頑張って作ったけど食べてくれない」なんて悩まなくても良いんですよ! これなら、ママの負担も手間も減りますね。

さらに、赤ちゃんの発達にも影響があるんです。
赤ちゃんが自分で食べる力をつけていくため、咀嚼が上手になります。
さらに、大人の手を借りず、つかみ食べをするのが基本です。
だからこそ、手指を器用に使えるようになることも期待できます。
自分で食べ物を掴み、口に運ぶ動作を、失敗を繰り返しながら学んでいきます。
そのため、手と目の協調運動も発達させる離乳食法です。

BLWを取り入れるとき注意すること

主導は赤ちゃんなのですが、安全確保はママの役割です。
最初から固形物を与えるので、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
ちなみに、なんでも与えて良いわけではありません。
アレルギーの心配がある食べ物に関しては、少量から慎重に進めましょうね。
食べるものによっては、喉に詰まる可能性もあるので、注意して見て見る必要があります。
もしも誤嚥したときのために、対処法は事前に学んでおくことがオススメですよ。
固形物を与えると言っても、赤ちゃんが噛める固さでなければなりません。
一方で、柔らかくなりすぎるとうまく握れないので、人さし指と親指で潰せる固さくらいがオススメです。

今回は海外で注目されている新しい離乳食のやり方「BLW」を紹介しました。
もちろん、今まで通り、日本で主流の離乳食の進め方を選んでも、BLWを選んでも、どちらが正しいということはありません。
自分に合った方法を選びましょう。
選択肢の一つとして、知っておくと選ぶ時の参考になるかもしれませんよ。

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