2022.04.10
後れを取り戻す! 最低限身につけたい金融リテラシー
生きていく中でかかせないほど、お金はとても大切な存在です。
大切とはわかっていても、お金についての知識はあまりないのが日本人の現状。
日本は先進国でありながらも、金融リテラシーは世界よりかなり後れをとっています。
どんどん多様化していくお金のあり方、銀行に貯めるだけでは不足するかもしれないお金の価値の変化など、金融リテラシーがより必要な時代になりました。
そもそも、金融リテラシーとは何か、基礎を紹介します。
最低限学びたい金融リテラシーとは?
金融リテラシーとは、お金の知識や情報についての「理解」と「判断力」のことを指しますが、その中でも、金融庁が「最低限身につけるべき」項目を明確に定義しています。
- ・家計管理
- ・生活設計
- ・金融知識および金融経済事情の理解と適切な金融商品の選択
- ・外部の知見の適切な活用
↓金融庁がPDFでわかりやすくまとめているので、見ておきましょう。
https://www.fsa.go.jp/news/25/sonota/20131129-1/01.pdf
金融リテラシーを学ぶ方法
日本は金融教育が世界から見てもかなり遅れています。
今年から高校の授業に金融教育を入れましたが、まだまだ始まったばかり。
すでに社会人になっている人はどう学べばよいのでしょう?
最近では実践的なお金の勉強をできる書籍も充実してきました。
SNSやYouTubeでも、多くの人がお金について発信していますので、自分のレベルにあったものを隙間時間に見てみるのもよいですね。
ただ意外と難しいのが、本当に正しい情報なのか、見極めることです。
複数の情報を得て、自分で判断できる力もつけていく必要があります。
金融リテラシーを学ぶには、実践、経験をすることが大切
家計管理も実践の一つです。
まずは、自分の家庭ではどのようにお金が動いているのか、貯蓄はどのくらいしているのかを把握しましょう。
これだけでも気づきは多いですよ。
現状を理解したら、次は、将来必要になるお金の見通しを立てるのも、勉強の一つです。
現状の気づきから、気になるところを中心に、ライフプランを見直すのもよい流れです。
さらに、お金について学んだことをいかして、投資をはじめるのも金融リテラシーを身につけることに繋がります。
少額でも実際に投資をはじめた方の多くは、ただの机上の理論ではなく、リアルなので真剣に学べる方が多いです。
金融リテラシーを得るメリット
金融リテラシーを学ぶことで、お金のトラブルから身を守れます。
クレジットカード・ローン・詐欺など、最低限の知識を知って自分で判断する力があれば、大きな被害にあわずにすむようなものも、知らなかったがために予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうことも。
また、最低限の知識があれば、投資をはじめることもできます。
投資をはじめたことが、お金について考えるキッカケになったという人は多いです。
待っているだけでは、お金は増えない時代です。
もちろん投資は、資産形成につながるので、よい連鎖が生まれますね。