日本と全く違う! 欧米のお金の教育 | 子育て・お金のアドバイス 加藤理【FP 兼 IFA】

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子育て・お金のアドバイス 加藤理【FP 兼 IFA】

2022.03.09

日本と全く違う! 欧米のお金の教育

日本でも最近、必要性が意識され始められている「お金の教育」。
実際、明らかに日本は遅れています。
欧米では、かなり昔から、お金の教育が進められ、その教育システムも整っているんです。
日本にも是非取り入れて欲しい、イギリスとアメリカのお金の教育について紹介します。

そもそも、お金の教育はなぜ必要?

「お金」って、生きていくためには、何をするにも必要ですよね。
だからいうまでもなく、お金の知識は、人生に必須なはず。
そのため、欧米ではお金の教育、つまり金融教育が当然のようにされています。
自分の暮らしについて考え、お金や金融の働きを理解し、より豊かな生活や社会づくりにむけて主体的に行動できる力を養う教育です。

実践的な内容を学ぶ アメリカ

アメリカでは、社会全体で、金融教育を進めています。
幼稚園から高校まで、当たり前に、お金について学ぶ時間があります。
その主体は、非営利団体。
実際の企業家などから、より具体的な話が聞けるんですよ。
そのため、アメリカの金融教育の中心は、パーソナルファイナンス、つまり個人のお金の計画や管理です。
貯金すれば良いのか、投資すれば良いのか、どうやって運用すれば良いのかなど、自分の人生に直結するような知識を学んでいるんです。
さらに、オンライン上でも、無料で遊べるシュミレーションゲームの教材が多く展開されているため、金融の学びが身近にあり手軽にできているんですよ。

金融教育の発祥国 イギリス

イギリスでは「金融ケイパビリティー」教育がおこなわれています。
小学校から年代ごとに、段階的に学べるシステムで、政府機関が主導です。
貨幣の基礎から、お金の管理、予算やお金を使うこと、リスクとリターンを含む運用の知識を実践しながら学びます。
さらに、金融行動では、個人の問題だけでなく、家族や社会にも影響を与えるような知識も学んでいるんです。
もしかしたら、日本の大人よりも、イギリスの子どもの方がお金の知識があるかもしれませんよ。

日本はお金の話を避けがち

海外のお金の教育を見てどう感じましたか? アメリカもイギリスも、金融知識の中でも、今すぐにでも実践に役に立つ知識です。
どちらの国でも、教育現場だけでなく、家庭でも積極的に、お金の話をしているし、親からお金について学ぶ機会も多いんです。

一方で日本は、お金の話、避けようとしませんか? 子どものいる前で、お金の話はしないようにと思っている親も少なくありません。
さらに、日本の教育現場ではお金について学べますが、実践的な知識はほとんどありません。
だから、なかなか行動できない、お金をどうすれば良いかわからないから貯蓄する、という人が多いのが現状です。
いよいよ2022年、日本もお金の授業が本格的に導入されるので、これを機会にお金への考え方が変わっていくことを願います。

今回は、お金の勉強について紹介しました。
子どもに伝える金融教育も必須ですが、大人もお金の知識を増やすことで、あなたの選択肢は増えます。
お金のことって、日本では大人でさえ、誰からも学んでいません。
まずは大人から、学ぶ必要がありますね。

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