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北鎌倉の閻魔様【円応寺】に行ってきました。

2023.05.30

サザンオールスターズ「愛の言霊」にも出てくるパワースポットです。
 
 
円応寺は臨済宗建長寺派のお寺で1250年(建長2年)に建立された人が死後に冥界で出会う閻魔大王を中心とした「十王」をまつっている。

本尊の「木造閻魔大王座像」は運慶の作と伝わり、国指定重要文化財です。



国指定重要文化財​​​​​​が身近で見ることが出来るのがすごい。色落ちしているのだと思いますが、再現すると更に迫力あるんだろうな・・。

場所は北鎌倉から線路沿いを歩いて15分くらいです。
 



北鎌倉駅は無人駅。ホームから先端のところに改札口がある。改札口は左手を出て、進行方向に沿道を歩きます。
 



 
沿道には素敵なたたずまいや上品な茶屋などがあります。
 













あじさいで有名な明月院のレポートはあじさいが見ごろではないので次回にします。
 

土塀に月とうさぎが・・。
 


井戸がありましたが、空井戸でした。小さい時、井戸水を飲んで育ったので懐かしい。
 






国指定史跡の亀ヶ谷坂切通しの看板があります。
 

足利尊氏公ゆかりの寺、​​​長寿寺
 


日本に存在する禅寺の中で最も古い建長寺。




北鎌倉駅から、ゆっくり歩いて15分。進行方向、右手に円応寺があります。

 


拝観料300円と御朱印500円、お線香3本50円。お賽銭を用意しておく。身近に見ることが出来るうえに本堂で写真をとっても良いのがうれしい。






■開山 智覚禅師
建長2年(1250年)円応寺を創建した僧


①奪衣婆像(だつえばぞう)
亡者が二・七日(死後十四日)に三途の川を渡ったところにいるおばあさん


②秦広王(しんこうおう)
初七日に出会う王。
殺生の罪を問いただす。
 

③初江王(しょこうおう)
二・七日に出会う王。
偸盗の罪を問いただす。


④宋帝王(そうていおう)
三・七日に出会う王。
邪淫の罪を問いただす。


⑤五官王(ごかんおう)
四・七日に出会う王。
言葉や心を犯す罪を問いただす。


⑥変成王(へんじょうおう)
六・七日に出会う王。
閻魔様は亡者が六道のどこに輪廻転生するかを決定します。決定された六道(天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)の内容を決定する。


⑦太山王
七・七日(四十九日)に出会う王。
生前に罪を犯すことない亡者、又は遺族により「葬儀と初七日の法要」を勤めてもらった亡者はお地蔵さまに手を引いていただき、極楽浄土への旅を勤めます。


⑧平等王(びょうどうおう)
百ケ日(ひゃかにち)に出会う王。次にどこに輪廻転生するかを決定する。


⑨都市王(としおう)
一周忌(いっしゅうき)に出会う王。
 


⑩五道転輪王(ごどうてんりんおう)
三回忌に出会う王。(故人の死後二年目に出会う王)


■地蔵菩薩
お地蔵様が本人に代わって閻魔大王に託言を言っていただけます閻魔大王もお地蔵様の託言は聞き入れてくださいます。「地蔵本願経」によるとお地蔵さまは女性であると説かれています。







 
仏教はお釈迦様の教えですが、お釈迦様は死後の世界は説いていません。生き方について現生の行いにより、来世で生まれかわるところ(天界、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄)の輪廻転生を説いています。

「因果業報説」は「善い行いには必ず善い幸福な果報が得られ、悪い行いには悪い不幸な結果となる」過去世、今世、来世と三世に渡って輪廻転生すると説いています。

■円応寺のHPはコチラ

https://kamakura-ennouji.jp/