清水展人さんのLGBTQについての勉強会
2023.06.13
一般社団法人 日本LGBT協会代表理事である、清水さんの勉強会に参加して来ました!
清水さんの生い立ちや学生時代に性別の違和感があり、誰にも相談出来ずに居場所がなく生きづらかった頃のお話を聞きました。
私は中学生の頃、金八先生で上戸彩さんが「性同一性障害」の役を演じたのをきっかけに性的マイノリティを知りました。
多少の知識はありましたが、当事者のお話を聞く機会はなく、今回大変貴重な経験ができました。
またLGBTの方は日本国内では13人に1人の割合でいらっしゃること、左利き、AB型の割合と同じなのだと初めて知りました。
もしかしたら私の周りにもLGBTの方がいて、知らぬ間に傷つけてしまうことがあることを改めて認識し、知ることの大切さや、寄り添うことの大切さを感じた勉強会でした。
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《清水展人さん プロフィール・略歴》
1985年、神戸市に長女として生まれる。
幼い頃から性別に違和感があるものの高校時代までの誰にも相談することができず一人悩む。
18歳の時にGD:性別違和(性同一性障害)と診断を受ける。
自分自身を受け入れること、他人に心を開くこと、親との葛藤など社会で自分らしく生きていくことにもがき苦しみ、社会に居場所を失う。
21歳の時に海外で性別適合手術を受ける。
帰国後、裁判所にて氏名・性別の戸籍変更を終え、男性として生きはじめる。
2012年に結婚
。
2013年から自身の経験を生かし、当事者や家族・パートナー・社会でともに暮らす全ての人にとっての悩みの解消や勇気となるよう、NPO法人Japan GID Friendsを設立。
2016年に一般社団法人日本LGBT協会を設立。
吉野川市人権講師団として人権啓発に取り組み全国各地の学校での特別授業や企業・教職員への研修など幅広く活動している。
作業療法士免許を取得しており、当事者であることや精神科病院での臨床経験を生かし、LGBT電話相談・面談において専門相談員として相談を受けている。
また、第68回 全国人権・同和教育研究大会にて、吉野川市性的マイノリティ(LGBT)支援事業の取り組みを分科会にて報告者として発表を行った。中学校二種教育職員免許取得。