#8000って知ってる? こどもの急病やケガ | 子育て・お金のアドバイス 加藤理【FP 兼 IFA】

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子育て・お金のアドバイス 加藤理【FP 兼 IFA】

2022.03.14

#8000って知ってる? こどもの急病やケガ

子どもは急に体調を崩したり、思わぬ怪我をしたりするものです。
もし、かかりつけ医が休診の日や、診察時間が終わった後だと、どうすれば良いか困りますよね。
救急車を呼んだ方がいいのか、救急で受診した方が良いのか、それとも、様子を見て良いのか…なかなか冷静に判断ができません。
僕もそんなこと、一度や二度ありました。
そんな時に役立つ電話相談やオンラインサービスを知っていますか? もしもの時のために、この制度を知っておいてくださいね。

診療時間外でも安心!#8000とは?

#8000とは、厚生労働省が行っているこども医療電話相談です。
休日や夜間に子どもが急に高熱を出したり、頭をぶつけたりして、救急車を呼ぶべきか、次の日にかかりつけ医で受診すればよいのか、判断に困ったときに、#8000に電話することで、相談にのってくれます。
電話すると、小児科の医師や看護師が電話に出てくれるので安心ですよ。

#8000はいつでも繋がるの?

#8000を押すだけで、住んでいる都道府県の窓口に自動転送されます。
対応時間は各都道府県によって、異なります。
大体、平日は病院の診察が終わる18時~19時頃から翌朝8時~9時頃まで。
休日は午前中から対応している所もあれば、平日と同じく夜間だけ対応しているところもあるので、自分の住んでいる都道府県の対応時間を調べてみてくださいね。
ちなみに、埼玉県だけは、24時間365日対応なんですよ。

#8000に電話するメリットは?

こんな軽い症状でも電話して大丈夫なんだろうか…と電話することをためらうこともあるかと思いますが、心配なときは電話して大丈夫です!
子どもの症状を聞き、状況に応じた対処方法を教えてもらえます。
さらに、受診が必要な場合は、受診できる病院も教えてもらえるんです。
判断に迷ったら、電話して聞いてみると安心できるかもしれませんよ。

#8000以外にもサービスがある!

実は、#8000以外にも、休日や夜間に診察を受けられるサービスがあるんです。
それを「コールドクター」といいます。
対象地域はまだ少ないですが、対象地域であれば、最短30分で医師が自宅に往診に来てくれます。
自宅で診察や検査、薬の処方してもらえるんですよ。
しかも、子どもは医療費助成制度が適応されるので、病院で支払う診療代と同じ。
例えば、東京23区だと、診療費は自己負担0円なのでお金がかかりません。
しかも、診療予約がアプリで簡単にできます。
このサービスが始まったことで、夜間救急を行う医療機関の負担を減らしたり、救急車の出動件数の低減にも繋がっているそうです。
医療機関にとっても、病院に行けない子どもにとってもどちらにもメリットがありますよね。

オンラインにも対応

もし、お医者さんが自宅に来るのは抵抗がある方や、そこまで必要ないけど…でも心配、というかたは必見! コールドクターでは、アプリを使用したオンライン診察も行っています。
24時間いつでもオンラインで診察し、薬も処方してくれるんです。
このご時世、病院に連れて行くのが心配な方や、子どもが小さくて長い時間待つのが大変なんて方には、とっても便利ですよね。
オンラインも対応地域が決まっているので、確認してみてくださいね。

今回は子どもの急病や、思わぬ怪我をしたときに相談できる所について紹介しました。
利用する状況にならないに超したことはありませんが、急に起こるものです。
もしもの時に備えて、頭の片隅に覚えておくと良いですね。

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